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「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

発見&読了

どこかの事件 (新潮文庫)

どこかの事件 (新潮文庫)

みつけました、ちょっと前にちょろりと書いた星新一の「2番目に載っている気がするショートショート」。これの2番目に収録されている「入会」というヤツでした。やっぱり装丁が和田誠さんのやつでした。
中学の頃にやたら星新一を読んでいた&中学の頃なのでお金がなくて同じのを何度も読んだハズなのにその他のお話を全然覚えてなくて楽しんでしまいました。ちょっとショックだけど楽しい。「世にも奇妙な物語」がぎっしり詰まっています。
しかしきっかけは舞台版「サマータイムマシン・ブルース」のセリフにある「読んでも星新一だから」だったりします。SF界では軽い読み物として認識されているものなのかしら、星新一。ジャズでいえばオスカー・ピーターソンみたいな位置づけかしら。良いと思うんだけど、その分野に詳しい人からは「入門編だよね」と言われてしまうという点で。SFってあまり読んだことないです。昔好きだった人がアシモフにはまってたりしたなぁ。読んでみようか。