sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

ロールシャッハ / KKP @ 天王洲銀河劇場

えぇっと……。とってもつまらなかったです。出演者のことを好きな人向けの作品だと思いました。わたしは出演者が素敵であれば楽しい、というタイプの観客ではないので、2時間15分という長尺はとてもつらかった。ストーリー的には1時間でおわるところを、いわゆる「オモシロ」の部分でのばしているように見えましたし、そののばし方も「おどけてみせる出演者」→「かわいい!おもしろ〜い」の繰り返しに見えて、なんだかバカにされているような気持ちになりました。でも実際にそこで爆笑したりキャッキャしてたりする方は多かったので、狙ったターゲットに対してはきちんと作ったものなんだろうな、とは思います。

お笑いを観ていて、コントは漫才よりも演劇っぽさがあるよな、って思って好きなんですけど、でもやっぱり「コント」と「笑いをメインに据えた演劇」はまったく違うものなんだなー。