sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

こたつカフェライブ / 劇団山縣家 @ BankART Studio NYK 2F ギャラリーA

ko-moto2008-03-29

世の中は不可思議な事が平然と起きる。だから、たとえば、寸劇家族というのがあってもいい。
今夜も夜な夜なコーヒー・ビールを飲みながら雑談をしている雑談をしているうちに熱をおびそれぞれが互いに憑依し合い。そのうち寸劇がピョコッと顔を出す。
1999年「地上生活講座」2000年「日ノ出家の人々」をSTスポット・スパーキングシアターにて上演。02 年「不思議の国のアリでス」03 年「毎日誰かの誕生日」04 年「不連続恋愛事件」を横浜アートライブにて上演。中野成樹氏演出「オールジャパン演劇フェスティバル」に山縣家一同が参加。昨年「ホームビデオ」をSTスポットサマーホック06 年にて上演。現在、生涯学習講師として児童・学生・障害者にたのし演劇・演劇あそびをボランティア指導している。

出演:やまがたひろとも、山縣太一、山縣恵子+a

あらあら+aって。南波典子さんです。本当は難波幸太さんも出演予定でしたが体調不良のため降板、ということを入場してから知りました。SummerHolicでの太一氏とのユニット「難しい波」が面白かったから観たかったなー、残念*1


そして「カフェライブ?」と思っていたら、本当にちょっぴりライブっぽかったです。登場する全員にソロ*2があってね。いきなり太一氏が2分(といってもきっかりじゃなくて大体2分)踊りだしたときには「おやおや」となりました。しかもやっぱ奇妙。クネクネしてたと思うと急に高速横移動とかしていて、ゲームのキャラクターのようでした。
お父さんもお母さんも。すごいなー。今日はお母さんが炸裂してました。温泉の「生ラッコ」と「二つ返事でOKよ」が面白すぎました。
南波さんのおっとり感もよかったなぁ。これまで影のあるよな役ばっかりみていたから、にこにこほわほわと(でもちょっぴりうつむきながら)語る姿がかわいらしくて、やー、うらやましい、とおもってしまいました。着てたピンク×ピンク*3がやたらかわいいの。


「宇宙を見てる」てな壮大なシーンから始まったのにものっすごくミニマルな芸を繰り出しまくるので楽しすぎました。
「じゃあ最後に恒例のクラッカーやります!」ってそんな恒例初めて聞いたよ!


会場は内輪な方々が多いようでちょっと居心地悪かったです。ルッキー*4とか村上さんとか。みんなでパーン!ってクラッカーしたあと、お芝居で使われてたパーティー食材でみなさま打ち上げされるご様子でした。帰ってきた。


「こたつカフェ」ってこないだのSummerHolicでの演目タイトルにもついてたよな気がしますが、なにかシリーズなのかしら。

……うーん、単なる雑感だけでまとまってないけどこれであげちゃえ。とっても楽しい1時間ちょいだったことは確かです。



久しぶりにJR桜木町駅に行ったもので、帰りに電車の乗換えとか間違えて、いつもの倍くらい時間かけて帰ってきちゃった。ハマっ子失格。

*1:南波さんが書いていた「“ナンバ”と“コウタ”が二人いて、まず恵稽古に入ったときに呼び方を決めた」というエピソードが好きでしたし。太一氏の双子のお兄さんの耕太氏は二卵性とは聞いていましたが似てないですね。

*2:なにソロ、といえばいいのかしら。ダンスソロ??ん??

*3:淡いサーモンピンクのワンピの下にやや濃い目のやっぱりサーモンピンクをあわせてらして。

*4:南波さんの呼び方をまねっこ