sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

成城アルプス

マチネとソワレの間に2時間ほどあったので、駒込まで出てアルプスでおやつタイムしてきました。
アルプスといえば黄色いモンブランですよ!


相変わらずの昔ながらの喫茶店然とした店構え。この食器を見てもなんとなく分かっていただけるかしら。店内にグランドピアノがあったりするのよ、マダムですのよ、おほほ。サービスの仕方もちょっとだけ昔っぽいの、過剰すぎないゆったりめの動き。それが私は落ち着くのよねー。

ああ、うつくしい。一時期、黄色いモンブランを探してさまよった時期もありました。結果、おうちの近所のケーキ屋さん、自由が丘のモンブラン、それとこのアルプスのモンブランに落ち着きましたのです。アルプスのモンブランは、甘露煮の栗が上に乗らずに、スポンジの中のカスタードにくるまれてころん、って出てくるの。そして甘露煮っぽい周囲のツルツルがなくて、甘いんだけど、栗の素朴なポクポク感が残っているのがたいへんに好みです。ああおいしい。

持ち帰りでババロアとアップルパイも買って帰りました。昔あったイチゴのタルトは今日もなかった。上にイチゴがごろんごろんのってる所謂「タルトフレーズ」ではなくて、イチゴをつぶしたペーストが内側に入って焼き上げられたタルトがあったんです。聞いてみたら「季節ものなんですよー」って教えてくれましたが、どうにもタルトフレーズ情報をもらってきてしまったよな気が。>調べてみたら、「ラ・サラ」てやつだ。あれー10月からって書いてある。売り切れてただけなのかな。


成城アルプスって、もう既に私の中では「思い出グルメ」の域に入ってきてるかも。ものっすごい貧乏してた学生時代*1、お昼ご飯はカロリーメイト1本!とかの生活をしていたんだけど、たまーに贅沢しに行ってたのが成城アルプスだったのです。あとホリグチコーヒー*2。私のレモンタルト好きはここのタルトシトロン*3で決定的になったんだもの。

*1:バンドとバイクにお金かかりすぎてた

*2:これは最近知ってびっくりしてた。名前を知らずにたまに贅沢なおいしい珈琲をいただくために通ってた

*3:今はなくなっちゃいました