sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

東京裁判 / パラドックス定数 @ pit北/区域

ko-moto2009-11-14

作・演出:野木萌葱
出演: 植村宏司 十枝大介 西原誠吾 井内勇希 小野ゆたか
http://www.pdx-c.com/index.html

ものすごおもしろかったです。こういうの好み。「十二人の怒れる男」と「12人の優しい日本人」大好きだもの。ワンシチュエーションで同じようなスーツ、同じテーマについて話し続ける男性5人のキャラクターがどんどんにじみ出てくるのがたまらなくって夢中になりました。「東京裁判」そのものについては一言説明程度にしか知らない私ですが、それでもかなりの勢いで引き込まれました。ちょうおすすめ。まだ始まったばかり、11/23(月・祝)までやってる&会場が非常に狭いので急ぎつつみなさまいってらっしゃいな。上演時間は1時間30分程度。


横から観るか上から観るか、そんな打ち上げ花火的な2種類の観方ができるこの公演。舞台と同じ階にある「普通席」と2階にある「傍聴席」。なんか好きそな気がして初見なのに両方のチケットをとってしまったのですが、立て続けに違う席から観てかえってよかった。
会場は、四角形のステージを正面と側面の2方向から眺めるつくり。正面は、会場入って左手、お誕生日席と対面する方向の座席です。私は普通席は横から、2階席は正面から観ました。特に普通席の場合は、正面サイドの入り口に近いほうの席が楽しいのじゃないかな。Mっ気の強い人にはたまらんカンジで出演者が力強い視線で怒鳴りまくってくれますよ。


先行予約でとったからなのかな?もらっちゃったチョコレート。ハーシーのまねっこしてるのね。オレのハートをがっちりキャッチだこのやろう!


単なるオススメだけのエントリになっちゃいましたけど、うおぉ!てなって久しぶりに脚本を購入しちゃったくらいよかったのです。脚本には上演では演出上削らざるを得なかった(観れば分かります)セリフたちが含まれているらしくてわくわく。読んだるでー!