sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

本日はアゴラで12:00、16:00、20:00開演、各公演1時間ちょい、という無謀な観劇計画を実行。だもので、途中、下北沢と渋谷に出たりしました。全部徒歩。よく歩いた。素足にビルケンだったんですが、水ぶくれ出来ちゃって。歩くの好きだけどちょっとやりすぎた。

下北沢に行ったのはいつぶりかしら。お正月におともだちとゴハンしにきて以来かも。なんだか急にスズナリに行かなくなっちゃったな。単純にスズナリに行きたいような気がする。

渋谷ではなぜかブックオフ
漫画のところで「自殺サークル」の漫画版を発見し、「ああ、“転校生”で生死を反転したというシーンがあるあの作品」と思って手にとって読んでいたら、「転校生」のラストのピアノの旋律が店内に流れました。なんたる偶然、と音楽に合わせて心の中で「せーの」とつぶやいていたら、アンジェラ・アキの歌声が入ってきて驚いた、とっても。この曲、アンジェラ・アキの曲だったのか!飴屋さん、アンジェラか!帰ってきてから飴屋さんの演出ノートを読んでみたら「劇中に流れる、甘い甘い、ピアノ曲は、夏休みに行われた、オーディションの時、女子高生の一人が弾いたものである。日ごろ自分がまったく聞かないような、その曲は、でも、その時、彼女たちにはとても似合って見えたのだ。」って書いてありました。なるほど。


そして久しぶりに「セピアの庭で」で贅沢珈琲タイムしました。ここは落ち着くなー。今日はお店に入ったときは私一人しかお客さんがいなかったりして、読書にうってつけ。長嶋有「ねたあとに」を熟読*1。静かな喫茶店でおいしい珈琲にわくわくできる本。さいこう。しかしながらトイレの場所を聞いたり、お会計のあとに出て行こうとしたところが全然出口じゃなかったりして、静かなお店でひとりわあわあ言ってしまいました。ごめんなさい。

*1:アイワのコンポのカセットから清志郎の「よおこそー」て歌声が流れるシーンとか読んでた。