2016年11月から追い続けてきた*1いつ高シリーズ、ついにファイナルとのこと。
🏫ロロいつ高🏫
— ロロ (@llo88oll) 2021年7月4日
ファイナル2本立て公演
『ほつれる水面で縫われたぐるみ』
『とぶ』
本日無事閉幕しました🎊
たくさんのご来場まことにありがとうございました!
6年続いたいつ高シリーズもこれにて完結。
お力添えいただいた全ての方々に御礼申し上げます🙏
また必ず、いつ高でお会いしましょう! pic.twitter.com/c3qwFwr2ri
観終わった直後のツイートメモ。
ロロいつ高シリーズファイナル2本立て公演 vol.9『ほつれる水面で縫われたぐるみ』& vol.10『とぶ』。2015年から6年弱かけてついに見届けてきました。これまでずっと観てきた人をくすぐりつつ、冴えないけれどこれぞ青春を見せてくれたように思います。
— ko-moto (@ko_moto) 2021年6月27日
ロロいつ高シリーズファイナル、vol.1とvol.2を無料配信した理由があったように思います。よろしければ今回の公演を観る前にぜひ。https://t.co/FE6wbYLLcqhttps://t.co/nYEhAh2bHx
— ko-moto (@ko_moto) 2021年6月27日
そしてこれはネタバレになるのでこれから観る方は目をそむけてほしいのだけど、
— ko-moto (@ko_moto) 2021年6月27日
3日前に生で聴いたあの曲を将門に歌われちゃったもんだから私にも歌うイルカの声が聞こえたよ(効果音で鳴ってるので全員聞こえてます)
やっぱり観たそばからもっかい観たくなってるから配信チケット買おうかな。
— ko-moto (@ko_moto) 2021年6月27日
直前まで生で観るのをあきらめようか迷っていましたが、みたとたんにこれです。
そういえばセットの背が高くて「おお、吉祥寺シアター」と思いました。STスポットじゃあれはできん。
これまでもそうだったけれど、今回の作品に生身では出てこない人物もきっちり登場してくる。ちゃんと歳もとりながらみんな作品世界の中を精一杯生きているところが本当に魅力的。「まなざし」をテーマとしていた(最後までそうだったのかな)一連の作品、ラストを観ながら観客としての外側からのまなざしも意識してしまいました。
まだ配信期間内ですので、ネタバレ的な(というか私の話すことなので、な)ネタバレを隠して記録しておきます。
vol.4で詠まれる俳句の中に「ロングシュートをぼくが決めたら」のキーワードが出てきたりしてましたが、ついにラストvol.10『とぶ』の冒頭で将門が岡村ちゃんの『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』を歌うシーンがありました。『とぶ』だからね、青春って1,2,3ジャンプ! 3日前に生で聴いたばかり*2だったから、タイミングとしては最高でした。
いつ高では毎回配布されている脚注の中で三浦さんによってコメントがつけられていて、それがさすがのしびれる内容だったのでメモしておきます。
「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」というタイトルが美しすぎる。「ぼくがロングシュート決めたらあの娘どんな顔するだろう」じゃ絶対にだめだ。これだと、カメラのフォーカスは「ぼく」にある。恋するぼく、妄想するぼく、考えるぼく、ぼくぼくぼく。ぼくがうるさい。そうじゃなくて、なによりも最初にまずあの娘がいて、そこから彼の妄想は始まらなくちゃいけない。自分で止められず勝手に動き出してしまう想像力ってとても青春だ。あと、なんかロングシュート決まらない感じがするのもいい。
どうよ、最後の一文。