sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

読了

八日目の蝉

八日目の蝉

これは非常にキツかった。作品のクオリティが、という意味ではなくて、あまりにも上手な語り口と、あまりにも色んなことを思い出しすぎる設定とにガツンとやられ、体力を消耗しました。読み始めてすぐ、この本はまずい、と思った。通常、読書は電車の中でだけするようにしているのですが、この本については、長期間読み続けてはいけないと思い、家で一気読みしました。
「最初メインである女性におそらく必要以上にシンパシーを感じて、えらいこと個人的なキツかったアレコレが噴出した」「読み進めるのが怖くなったのと、彼女の行く末を見届けなければ、という気持ちとでおそるおそるながらも一気読みした」ということだけメモ。本日のところは。