sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

PIA 35th ANNIVERSARY 「Music Conplex 2007」 @ 新木場・若洲公園

[WIND STAGE]
3:00PM BoA
4:00PM 山崎まさよし
5:00PM 絢香
6:00PM ORANGE RANGE
7:00PM 岡村靖幸
8:00PM 東京スカパラダイスオーケストラ

[CAMP STAGE]
1:15PM ASIA SunRise
1:40PM J-Min
2:00PM MICRON' STUFF
2:40PM All Japan Goith
3:30PM チャットモンチー
4:30PM TRICERATOPS
5:30PM GRAPEVINE

夏の戻ったような陽射しに負けて、結局観たのはGRAPVINE(3曲)、ORANGE RANGE岡村靖幸スカパラ(バスに向かいつつ3曲ほど)。「暑いフェス」への心構えが欠けているとこういうことになります。ひどい。「暑い」にプラスして「日焼けどめ塗り続けるとかめんどくさい」という気持ちに負けたあたりが悲しいよねー。でも結構大きいんだなぁ。
しっかしGRAPEVINEがほんっとかっちょよかった。というか夕暮れにウィルキンソンで舌をしびれさせながらちょっと泣いた。岡村ちゃん待ちしなくても後からでもだいじょうぶそうと判断して、やや遠いCAMP STAGEに向かい、会場まであとちょっとってところで聴こえてきたのが「スロウ」のイントロ。私がGRAPEVINEで初めて聴いた曲で、(レンタルだけど)初めてお金を払った曲ですわー。わーわーわー。一気に10年ほど前にタイムスリップ。そんなところに夏の終わりの「夏の香りがしました」*1、そして「光について」とたたみこまれておばちゃん感涙。ああっ、いいバンド!いいバンド!と心の中で(えらそうに)褒めちぎりながら、文字通り泣く泣く岡村ちゃん準備に向かいました。やーよかったなGRAPEVINE。私の中での京男の典型的なお顔*2の田中さん。
ORANGE RANGEは思ったよりつらくなかったです。あんなにたくさんのみかん星人を目撃できた新鮮さがまた。私の周り全くいないもの。ポッキーの曲でヨンさまヘアーの松尾ちゃんがポッキーを折りまくってる姿を思い出しました。
岡村ちゃんはもうなんだ、あれだ、どこを見ても残念コメントかそれを擁護する熱いフォロー文しかなくって、それがちょっぴり残念。というか消耗しました。熱さについていけない。
中間くらいで観たいな、と思ってちょっぴり前進したつもりが、前進する波に飲み込まれ、気づけば前から3列目。前方で岡村ちゃんファンの押し寄せる勢いに勝てずに倒れて運び出されているORANGE RANGEファンの若い女の子たちを見てちょっぴり気の毒になりました。そんでやっぱあんまり前のほうで観ると、間違って足を滑らせないようにとか、横の人のひじがずっとみぞおちにはまっていて苦しいよとか、ライブ以外のことに気をとられすぎてあんま楽しめないということを実感。昔そんな前方を楽しんでいた自分を遠い目で眺める時間とあいなりました。岡村ちゃんの投げキッスをダイレクトに受け止めちゃったもんなぁ。いやー、前だった前だった。やっぱりこれからは後ろからほんやりと眺めたいです。

*1:「風待ち」

*2:ややエロつよめ