sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

赤犬 VS DMBQ (ゲスト:水中、それは苦しい) @ 新宿ロフト

魂の対決シリーズ、だそうで。

いやー、3タイプの「本気でバカ」*1なお兄様方を観たなぁ。笑ったはしゃいだ圧倒された。

トップはゲストの「水中、それは苦しい」。生「安めぐみのテーマ」におぉ、と感激したのは序の口。MCやら曲間(じゃなくて曲そのものか?)に「思いつかないよぅ〜、ううう」てな空気の直後に繰り出される言葉のチョイスにやられっぱなしでした。なんなのあの言葉のセンス。客席もなんだかみんなどうノればいいものやら、という微妙な雰囲気。「元気がないのはいいたより!」とか「2度と会えない気がするぜ!」てな言葉も飛び出してしまうような。かくいう私もちんまりとたたずんでたんですけど、おもしろすぎて興奮しました。天然なのどうなの?

2番手はDMBQ。初。すげかった。こういう狭い場所で轟音につつまれるの自体が久しぶりだったので、新鮮に轟音にまかせてふらふら。なんていってたらあれはなんだ、酸素マスクなの?にマイク突っ込んでマイクから風の大音量が流れる中、ダイブしてたのは人ではなくてドラムセットでした。すごい光景だった。気づいたらお客さんがバスドラ持ってんだもん。え、と思ってたらスネア(スタンドつき)やシンバル(もちろんスタンドつき)までお客さんが持ってる。まさかと思えばそこにドラマーさん現れて人波の上でたたき始めるという……。す、すげぇ。もう言葉失いました。あれは、重い、よね。重いだろう、おきゃくさまがた。最後にはそのドラムセット自体が破壊されたと思ったら幕。あわわわわ。音だけでもすごかったのにそのパフォーマンス。

ラストは赤犬さん。今日はちょっとおとなしめのような気がしました。ってまだ数回しかみたことありませんが。アキラさんに「それ偶然だろうけどソンシになってるよ!」と突っ込みそうだった。不思議なおひげをおはやしで。「ブバップ」〜「夢食うな」(タイトルうろ覚え)の流れが相変わらずかっちょいい。

気づけば歌舞伎町になってからはじめてのロフトでした。うわー、何年ぶりか。歌舞伎町うんぬん言う前に、ロフト自体が15年ぶりくらいかも……こわ。全体的に非常に男くさくて、実際男性率高かったような(意外と赤犬が一番女の子率高い)。男性が多いライブはやっぱ体力いりますな。

(追記)
ロフトのブログに写真が出てた。
http://shinjukuloft.com/blog/loft/archives/200605/06-0056.php

*1:とってもよい意味