sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

Rock In Japan Festival 2006 3日目

ちょこっとずつ追記していこうと思っておりますわ。

「吉井さんだけ観れればいい」という友人に対して、「当日は11:00にはついてなきゃ“いけない”からねー」とさも当然のように早朝出発を強いたのはこの平均年齢高めのあなたたちのためです。んですが、11時ごろ出演の彼らを観るために、9時頃には水戸についていたのですが、駅近のホテルに荷物を預けに行ってたらシャトルバスがなかなかこなくなってしまいまして。会場に到着したのが10:50。「バスはグラスステージ側につく」と聞いていたような気がしていたので「ギリギリ間に合った〜!」と思っておりたら、そこはレイクステージの横だったのでした。ツアーバスシャトルバスの発着場は異なった模様。ここからは「走らないでくださ〜い」のスタッフさんの手前、やったこともない競歩を試みました。人ごみすり抜け「ほっほっほ」と音がしそうな競歩をしていると、遠くから「おっばい元気?」が聞こえてきて。元気。おっぱいちょうげんき。とつぶやきながらさらにスピードアップ。今日の「××って答えなきゃダメでしょ!」ネタは聞き逃しましたが、無事1曲目らしき途中で会場入り。グラスステージは下手が入り口なので、会場入ってからも、後ろながらも上手めざしてずんずん。
コールアンドレスポンスの最初で、破壊さんに「オレが言ってみんなが返すそれが?*1」とマイクを向けられたので「コールアンドレスポーンス!」とコジマのマークのような笑顔でもって元気よく答えたら、周辺での正解者はひとりでした。わ、やだん、はずかしいん。
……てなわけで恐らくほとんどの人が魂初見であろう中で見ましたが、MCでウケるところやとまどいながらも楽しんでる皆様の様子を見ているのも楽しかったです。「君にジュースを〜」1曲のうちでのみなさまのフリ*2の成長っぷりには目をみはりましたよ。最後には「カンペキダ!*3」てな状態になってました。あと曲自体の歌詞にウケてる人が多くて、それが新鮮かつ笑顔にさせてくれました。東北の「ダニエルカール」と「セックスドラッグパックンマックン」あたりはすごい爆笑が巻き起こってました。固有名詞強し。

ひたちなか、討ち取ったり〜!」が公式レポに載ってしまいましたね。もうこのセリフは天照のものであって天照のものではなくなってしまいましたね。師匠超え(多分ちがう)。天照みたことないですが。

  • ひるごはん

燃え尽きるほど前で観てないけど、さすが11:00スタート、薄手キャミ+キャミカーディガン(ボタン上3つだけ)といういでたちだったのですが、終わってお腹をみやると、薄手キャミは既に汗でしっとり。わわわわわ。ついたばっかだけど朝は早かったのよねん、と早速お昼を買いに。

うふふ。ネバネバ丼でございます。お値段がお高いからでしょか。全く並ばず買ったのですがおいしかった。ご飯の上には、もちろん水戸納豆とオクラ、山芋、きざみのり、キムチ、梅干、温泉卵です。最後の3つはオプションで200円。トータル700円。たか。でもお味はよかったのよ。さっぱりしたいけど体力も付けたいと思っていたので。今年の夏のメニュー1個増えたな。
グラスのフードエリアは肉肉しいメニューが多かった。
長蛇の列に並んだ友人を待って、遠目からカエラちゃんを見るためにシートエリアに戻りました。

遠目からでもかわええ。ちっちゃい!そして思ったよりもパワフルな歌声でございました。ああ、カエラちゃん、カムバック…・・・オレの朝に*4

ああ西嶋*5がそこに……!という逆連想。恥ずかしながら彼に言われるまでこの日がHIROSHIMAな日であることを忘れてしまっていました。小学校の頃、福岡に住んでいたので土地柄か、修学旅行が広島・長崎だからか、原爆に関する教育が熱心だったのに。そんな日に、MCからだだ流れて起こる「愛と平和」コール、さらに続けて「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」の流れは素晴らしかった。ウワサに聴いていたよりもその熱さはすごくって、でも嫌いじゃない、むしろ好き、てなカンジでついついぐぐいと観てしまいました。
でもTheピーズが控えていたので、後ろ髪惹かれつつ途中で退散。
このあたりで暑さは最高潮だったかも。到着してからずうーと水飲みっぱなしで、5本近く飲んでいるのに全くトイレに行きたくならないという。天然デトックス。ここで一旦グラスステージから離れました。永ちゃんファッションの人が散見されるようになったのもこのあたりの時間だったかな。

生ピーズ、「グレイテスト・ヒッツ」という名の1stアルバムが出た頃に、どこかの学祭で観たっきり。そのときは、まだNEWEST MODELだったNEWEST MODELと一緒だったなぁ。15年以上ぶり???きゃーおそろしい。
とどめをハデにくれ→バカになったのに、の流れでノックアウト。舞台上の彼らはあいもかわらずふにゃふにゃしてらっしゃるんですが、15年ぶり(サバよんだ)の生「バカになったのに」はもう。いつの間にか僕らも若いつもりが歳をとった、と他アーティストの唄を口ずさむ始末よ。
永ちゃんのことしか考えられないはるさん、おかしすぎた。
SOUND OF FORESTエリアにはこのときしかいなかったんだけど、その名のとおり、木々に囲まれたこじんまりとしたステキスペースでした。眠気がピークに来ていた友人は木陰でピーズをBGMに爆睡してました。

  • おやつ

ほのぼのレイクステージへ。たどりつこうとしたそのとき、知人ゆかりの(?)クレープ屋を発見。おっと忘れるところだった。ohanaが演奏中なのを聴きながらほわぽわと並ぶ。

オイラはオレンジ・コアントロー*6、友人はアップル&シナモン。フル回転のクレープ屋さんの店頭はむわむわの蒸気で大変そう。といいつつ、横で炒められていたハーブっぽい鶏肉に心惹かれたりして。

ハラカミさんは相変わらず演奏以外の挙動がとても面白くて愛らしかった。日があたってランプ(?)がみえないとあたふたするハラカミさんの元へ影をつくるために紙をかざすアッコちゃん。……お母さん!featuring ハラカミさんは3曲ほどでした。
そしてアッコちゃんソロ。もう「ばらの花」→「ごはんができたよ」の流れでぼくのこころのやらかいばしょがすっかりと刺激されて涙をこらえる状態になりました。「ごはんができたよ」は昨年のさとがえるで聴いたときにどうしてこんなに、というくらい沁みてしまって、それ以来聴くたびにじんとしてしまう曲ですし、「ばらの花」は「あんなに近づいたのに遠くなってゆく」強調バージョンだったもので、すっかりやられました。そんなじんわりの中、「今日は参加できなかった清志郎さんのためにも」と「ひとつだけ」。もう参りました。あまり人が多くなくそれなりに自分のスペースが確保でき、ほんのちょっとだけ日がかたむきかけた中でステキで圧倒的なものをみせてもらいました。しばらくぼうっとしてしまったもの。


よく聴いていたのは10年前くらいまでかしら。Junior Sweet前3つのアルバムは良く聴いてたなぁ。
吉井さんファンの友人は、第一目的の吉井さんをみるために、矢野さん前にベストポジションをとりにすでに移動してました。「できれば観てほしいなあ……」という一言を残し。後半だけでも観れればいいかな、とCharaさんを見始めたら、まー、キュートでひきこまれました。かーなりハスキーで、ちょっと喉の調子悪かったのかな?でもでもMilk→Junior Sweetと聴けて非常に幸せ。特にJonior SweetはCDとはアレンジがかなり変わっていて、たゆたう様な雰囲気でゆらゆら。曲自体を久しぶりに聴いたのもあって、いろんな思い出がぶあーとフラッシュバックして、またしてもじんわり。
Jonior Sweetが終わったところで、なんとか思い切って、満員のレイクステージを出ました。スワロウテイル・バタフライもやったのですってね。聴きたかったなぁー。

実はイエモン時代も合わせてほぼ聴いたことがなかったりするのです。ちょうど一番邦楽から離れていた時期にはやっていたのよね。たどりついたらジュリーのTOKIOみたいな曲をやっていました、と友人にいったら「さっぱりわからん」と言われてしまいました。でもさすがにスターというか、聴いたことのある曲が多かったです。
最後の方にLOVE LOVE SHOWのイントロが聞こえたとたん、シートエリアから、テントエリアから、半分以上の人がスタンディングエリアに駆け出していきました。これがホントに見事だったわ。ああいう光景を観るのは大好き。友人によると、吉井さんがイエモンの曲をやるのは珍しい*7らしいので、よけいにああいう状態になったのかもしれないですねー。

1回だけでもタオルを投げれればいいわん♪そう、プライスレス、プライスレス!なんて言っていたんですが、ごめんよ、永ちゃん、あんなにタオルを投げることが楽しいなんて思ってなかったー!後ろの方で観ていたので、おそらく私みたいな「タオル投げ目当て」な方々ばっかりだったと思われましたよ。
最初の数曲は永ちゃんのパフォーマンスをただただ堪能。永ちゃんのマイクパフォーマンス!マイクスタンドを引き寄せる永ちゃん!マイクスタンドをぐるんぐるんまわす永ちゃん!そしてそのたびにマイクに入るゴツンという音。でもそんなの永ちゃニズムの前には関係ない、いや、むしろかっちょよさ、さらに倍。
そして「おっとこれ知ってる」なイントロがかかり、暗くなった光景の中、永ちゃんが「サンバディズナイっ」と歌った瞬間に、大量の空を舞うタオルを目にしたのでした。お、おわわわわ。思ったよりも迫力のあるその光景。ついてくぞ、ついてくぞ、とがんばってタオルを投げる。ひらり〜、ぱし。うむ、美しく投げるのにはそれなりのテクがいるみたいね。と華麗に投げる練習に専念(むしろ永ちゃん観てない)。そしてタオル回しも。皆様、頭の上でタオルをぐるんぐるんとまわすのね。これがまたまわしている間に手に絡まったりしてうまいこと回せなくてまた練習(またしても永ちゃんみてない)。頭の中には「七人の恋人」の「マタニティ堀内」でタオルをぐるんぐるんとキレイにまわしていたホシゲンの姿ですよ。ヤツは上手なんだなぁー。タオルの中央を指先でつまんで、指先に回転の軸が来るようにまわすと良いようよ、と悟ってからは思う存分ぐるぐるしました。
そんな練習のかいもあって、本番「アーハ♪」の時にはばっちし華麗にタオルを舞わせることができました。ナイスファイト、オレ。やるだけやったわ。

それから、今回もさーやさんのおかげでたくさんの方にお会いすることができました。これを書いてるのはだいぶ時間がたってしまってから(8/14)なのでトラックバックとかしませんが、お会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。

*1:正確ではないセリフでございます

*2:「アンアンアン♪」のとこの手と「恋ってやっぱり(フー!)」のとこのジャンプ

*3:ジーコ

*4:sakusakuホントに観なくなっちゃったの。残念だわ。

*5:伊坂幸太郎の「砂漠」登場人物

*6:オレンジ+オレンジリキュール。オレンジ○ンジ食べ物バージョン?

*7:最後にやった曲は最近よくやってるけど、LOVE LOVE SHOWは初めてではないか、と