sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

キセル @ OTODAMA SEA STUDIO

逗子の海にはこのために来たのですよ。なんとフリーライブ。
他にも出演者がたくさんいらっしゃったんですが、キセルだけ観ました。

13:00会場13:30開演と聞いていて、さらに問い合わせてもタイムテーブルはわかりません、との返答。むむむ。夏が苦手なおばちゃんに真昼間の炎天下は耐えられないよ……と16:00頃逗子駅着で訪れました。到着したらOTODAMAは休憩タイム。次に始まったのはモダーンな方々。さてキセルは終わってしまってるか、と思いつつなんだか周りの人に「キセル終わっちゃいました?」と聞きづらくて。出入り自由だったので砂浜をぷらぷらしてたら兄弟とすれ違って、思わず知り合い気分で「もうやっちゃいました?」とか聞きそうに。知り合いでないことをちゃんと思い出すことができてそのままスルー。思い出せてよかったね。
夕刻にさしかかろうという海辺はこのころには日差しも和らいでいてとても気持よくて、もしライブがもう終わっちゃっててもこの気持よさだけでもいっか、なんて思ったり。
そしてのんびりゴハン食べてOTODAMA前に戻ったら外から「ベガ」が聞こえてきて「きぃーやぁー!」*1とあわてました。ベガ後のMCで「キセルです」と自己紹介されてたので始まったばかりのようで一安心。さらに「ベガ」が聴けて嬉しい。その後は中に入ったり外に出たりしながら聴いていました。外の砂浜に座って漏れ聞こえてくる演奏を聴いていると、海を楽しむ人の嬌声と波の音とキセルの音楽が混じりあって、これはなんたる最高MIX!とか思いながらくつろぐくつろぐ。OTODAMAの中はモダーンさんのときよりは混んでましたね。でも海特有なのかキセル好き特有なのか、がつがつしてなくてみんなゆったり飲み物のんで思い思いに体をゆらして、って楽しみ方をされていてこちらもニコニコしました。
「ベガ」「枯れ木に花」「君の犬」「サマタイム」「夏休み*2」……他の曲もあったと思いますが思い出せるのはこれらの曲たち。昨日、大阪でライブをやって京都の実家に泊まり、朝にお父さんに車で送ってもらったら、弟くんがピアニカをトランクに忘れてきて、お父さんは携帯を持ってなくてしかもその後パチンコに行くって言ってて、じゃあ今日やろうと思ってた曲できないじゃん!みたいな兄弟喧嘩か!なエピソードを披露されてました。結局お父さんが劇的な追っかけ方でもってきてくれて、しかもその後お父さんはパチンコで勝って、そしてキセルは「夏休み*3」を演奏できたんですよ、というほのぼのMCでした。

*1:ぜんぜん「いっか」じゃなかったみたいね

*2:でしたっけ。私は知らない曲でした。“キセルで最もだらだらした曲”とはお兄ちゃんの弁。

*3:でしたっけ