対ダン!! / CAN @ 吉祥寺シアター
KIKIKIKIKIKI
「OMEDETOU〜ショートバージョン〜」
振付・演出:きたまり
出演:野渕杏子、花本ゆか、松尾恵美、竹内英明、きたまり
ヨーロッパ企画 「短編集」
作・演出:上田誠
出演:ヨーロッパ企画
東京ELECTROCK STAIRS
「Welcome To Little×2 Earth」
振付・演出:KENTARO!!
出演:伊藤知奈美 酒井幸菜 高橋幸平 松浦羽伽子 KENTARO!!(五十音順)
対ダン=対バンのダンス版の第一弾。
トータル2時間弱だったので、持ち時間は各30分くらいだったのかな。その持ち時間が、短くもなく長くもなく、ちょっと難しかったんじゃないかと思いました。吾妻橋と比較してしまってたんだろうな。なので、面白かったんですけどちょっと間延び感があって密度が薄く感じました。
全演目ほぼセット無しなので転換に時間がかからず、1分くらいの次の演目の紹介Vを流しただけですぐ始まるのはよかった。
夢十夜 / 少年王者舘 @ ザ・スズナリ
作・演出:天野天街
出演:
夕沈 白鴎文子 中村榮美子 丹羽純子 黒宮万理 雪港 ひのみもく ☆之 水元汽色 小林夢二 宮璃アリ 水柊 池田遼 PECO まえださち 井村昂 珠水 小林七緒(流山児★事務所)石橋和也(ハレのヒ) 落合孝裕 竹内大介
タイトルは「ゆめたすよる」と読みます。
いつもの少年王者舘で大変楽しみました。何回か繰り返される冒頭の、暗転明けに全員(舞台上に20名ほど)がジャンプから着地する音がえらいこと気持ちよくって、何回もやってくれてありがとう、と思いました。ここの言葉遊びを鼻で笑う人も結構いるんだろうけど、私はもう夕沈ダンスも言葉遊びもこのまま変わらずにやってほしいと思うよ。ラストのダンス、音楽が4/4と6/8のリズムを繰り返すもので、1列目から4列目まで輪唱*1のように1列ごとに振付を追っかけていく夕沈ダンスのズレと、リズムのズレが心地よく合致していて(てのもヘンですが)、見ごたえありました。
ところでスズナリ久しぶりだなー、と思ってたんですが、調べてみたら今年初でした。去年の9月にシャンプーハット観に行って以来。つか本多劇場は去年の11月のウーマンリブ、駅前劇場は去年4月のニットキャップシアター、OFF・OFFは去年5月のモダンスイマーズ、がラスト。本多劇場グループばっかり行ってた時期もあったのにこれびっくりだな。スズナリだけだったら「追っかけてる人たちが駒を進めたってことかな?」て思うんだけど、本多もそうだとは。驚き。どうやら今日は今年初めての下北沢での観劇だったようです。8月。
*1:かえるのうたが〜、をイメージ
喫茶マサコ
9月23日で(?)閉店してしまう喫茶マサコ。もしかしたら今日が最後のマサコかもな、と思いつつ行ってきました。
店内の目に付くところには閉店のお知らせなどは見当たらず。もしかしたらあったのかもしれないけど、探してきょろきょろするのもアレだしな、と思って。でもお隣のカポーが「なくなっちゃう」みたいな話していたからやっぱり本当なんだな。
初めて訪れたのもつい最近のことなので、おそらく昔から愛していた人たちから比べたらこの寂しさは大したことないんだろうな、とは思います。でもな。一人でゆっくり本を読みたいときにまず思い浮かぶのがここです。それなりの音量のジャズでお隣の会話もさほど気にならないし、何よりあの味のある手書きメニューがべたべた張られた壁や、時代をカンジさせるソファ、古きよき洋食屋さんみたいなテーブルにパイプ椅子みたいな椅子、テーブルの上には銀色の蜷川さんが投げそうな灰皿、一角にある本棚に並べられた漫画。もしナポリタンがメニューにあったなら、外のディスプレイのフォークは浮いていたに違いないね!な雰囲気がたまらんです。昭和へワープだ。
一人本読みなカンジを演出。うそ。ホントはなんか写真撮るのが無粋な気がしたのでこっそり急いで撮ったもの。いい具合にブレてんなー。このカップの文字ったら。
外観も。昼と夜。