sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

喫茶マサコ

9月23日で(?)閉店してしまう喫茶マサコ。もしかしたら今日が最後のマサコかもな、と思いつつ行ってきました。

店内の目に付くところには閉店のお知らせなどは見当たらず。もしかしたらあったのかもしれないけど、探してきょろきょろするのもアレだしな、と思って。でもお隣のカポーが「なくなっちゃう」みたいな話していたからやっぱり本当なんだな。


初めて訪れたのもつい最近のことなので、おそらく昔から愛していた人たちから比べたらこの寂しさは大したことないんだろうな、とは思います。でもな。一人でゆっくり本を読みたいときにまず思い浮かぶのがここです。それなりの音量のジャズでお隣の会話もさほど気にならないし、何よりあの味のある手書きメニューがべたべた張られた壁や、時代をカンジさせるソファ、古きよき洋食屋さんみたいなテーブルにパイプ椅子みたいな椅子、テーブルの上には銀色の蜷川さんが投げそうな灰皿、一角にある本棚に並べられた漫画。もしナポリタンがメニューにあったなら、外のディスプレイのフォークは浮いていたに違いないね!な雰囲気がたまらんです。昭和へワープだ。

一人本読みなカンジを演出。うそ。ホントはなんか写真撮るのが無粋な気がしたのでこっそり急いで撮ったもの。いい具合にブレてんなー。このカップの文字ったら。

外観も。昼と夜。