sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

ジョトォ

何回も前を通っていたけど、買ってみたのは今日が初めてです。ジョトォ。「背も高いがお値段も高い」という印象のケーキたち。

ほれ。タルトは通常のタルトのサイズを想像していただければだいたいあってるので、ショートケーキの高さたるや。フォークを入れると見事になだれてきます
よ。そんでね、そんなツンツンしてみましたけどね、このショートケーキがとってもおいしかった。見た目よりも素朴な味わいで。ふあっふあのスポンジにとろっとろのクリーム。喜久屋よりはコージーコーナーの素朴さ、という訳のわからないたとえをしちゃうよ。きめの細かいスポンジとやわらかめの生クリームが上品に組み合わさってました。ものすごくショートケーキ気分の時に食べたのもあって、ものすごく幸せ気分にしてもらいました。……もちっと安ければいいのにな。



ちなみに三越にできたラデュレは、カフェではなくて持ち帰りするだけでも行列ができていて、お店に入らせてももらえませんでした。慇懃に対応してくれた店員さんに、時間がなかったので「見せてももらえない」のに無礼な!と勝手にプリプリして立ち去りました。や、うそ、特にプリプリはしなかったや。「ラデュレ、そんなに崇めるほどでもないぜ?」と憎たらしくつぶやいて退散しました。わー、私ったらカンジ悪!


とりあえず、マカロンに行列を作る方々にはひとこと言っておきたい。
「マカロンは食べ物です」
や、なんか味についてあまり語られないように思っていて。


いずれすいたら行って買ってみよう。パリのダロワイヨのマカロンと、日本のダロワイヨのマカロンがまったくの別物だった現象がラデュレでも起こってるのかどうか確かめたいんです。いまのところ、「ピエールエルメ」と「サダハルアヲキ」はパリのも日本のも同じ味でした。本当にねぇ、なぜ一番惚れたダロワイヨのマカロンだけ別物なのか……。しょんぼり。