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「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

落語「死神」

昨日の検索ちゃんで、伊集院さんが「落語を始めたきっかけ」としてお話されていたのが「死神」。伊集院さんがかたるあらすじを聞きながら、私の頭の中には小さい頃に読んだ本の挿絵があらわれました。ああ、あの話は落語だったのか!と。

こちらで聴けます → http://www.podcastjuice.jp/rakugo/2006/04/12_0f13.html

ただ、私が繰り返し呼んだのは「ろうそくをつぐ話」で。その前の「枕元に死神が立っている場合と、足元に死神が立っている場合」についても聞き覚えがあるのですが、別の話だと思っていました。
ろうそくをつぐ話、すごく怖くて。子供の頃に「蜘蛛の糸」と並んで怖いと思いつつ何度も読んでいたんです。じめっとした怖い話。
長さが寿命を表すろうそくが林立している場所で、自分のろうそくが非常に短いのを発見した主人公が、必死になって他の長いろうそくを奪ってきて自分のろうそくについだはいいけど、その奪い取ったろうそくが、自分のものすごく大切な人のろうそくであることが発覚して愕然とする、というストーリーだったと思うんですが……。ざっとしか聴けていないのですが、上で聴けるのとは微妙にお話がちがうような。