作・演出：山中隆次郎
出演：山中隆次郎 金子岳憲 石川ユリコ 數間優一 町田水城 山田伊久麿 日下部そう 山口奈緒子 芦原健介 田中慎一郎 多門勝 松浦和歌子
ちょっと難しくて、久しぶりに通常時間に起床したこともあって、恐らく肝心なところで少し眠ってしまったのでした。メインで演じられてた場が仮想現実であることが、観ている方には戸惑うやり方で提示されたように思います。あ、そういうこと、……あれ？そういうこと？となってしまっうようにシーンを重ねるごとに辻褄が合わなくなっちゃったように感じ続けながら観ました。顔をみると笑っちゃってるシーンばかりが印象に。後から考えてみるとおもしろい構成をしていたように思うので脚本か演出がもうちょっと明確にされているか、それかもう一練りされていれば最高におもしろいものだったのではないかと思います。一発で明快に分かった人が「この作品すげーぞ」って言ってまわる、そんなタイプの作品にみえました。自分の頭と状態が残念だったと。
知っていれば最初っからこうこうと照らされている真っ白な空間を見ただけで「おお」と思って楽しめそうです。前回までセットを観るだけでわくわくできるような重厚なつくりをしていたセットが、ともすれば簡易な、「ドアをあける」などの手続きが必要になっている時点で仕掛けは提示されていたんですね。
2回目みたらおもしいんだろうなー。
入場時、「先行予約の方にこれを」といきなりTシャツくれてびっくりしました。わたし、先行予約しましたかしら？と思いつつ受け取ってしまいました。これもらっちゃったらタダで観たようなもののような気がするんですけど、だいじょぶなんでしょか（なぜか劇団財政を心配）。
チェルの岡田さんが観にこられてました。素で二度見してしまった。朝にチケットがっつり確保しましたよ！とビームをちょっぴり送りました。
