sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

アダムスキー / スロウライダー @ 三鷹芸術文化センター 星のホール

作・演出:山中隆次郎
出演:
山中隆次郎 數間優一 日下部そう(ポかリン記憶舎)
夏目慎也(東京デスロック) 渡辺いつか 金子岳憲(ハイバイ)
板倉チヒロ(クロムモリブデン) 村上聡一(中野成樹+フランケンズ)
山口奈緒子(明日図鑑) 竹井亮介(親族代表)

ああ、面白かった。始まる前のセットだけ観ている段階から「これはそそられる」と思っちゃいましたものねー。星のホールが非常に変則的な形になってました。配置としては「ニセS高原から」のときのアゴラのようなつくり(ものすごく分かる人を限定しているような気がするけど気にしない)。あるいは昨年頭のNODA・MAPの「贋作・罪と罰」のようなつくり(ちょっと分かる人が増えました)。入口からみると、正方形の一画がこちらを向いていて、客席は手前の2辺に沿って並べられている状態です。

この中でもう、どうなっちゃっているのだか、師弟愛なのか同性愛なのか策略なのか、非常に歪んだ(その歪み方はしごく常識的ではない)世界が描かれます。常世(じょうよ)。途中で「インストール」という言葉が出てきたときに、チラシの一文「先生をインストールしよう」を思い出しました。

ああ、なんかまだストーリーが頭の中で整理できてないな。ちょっと考えてまた追記、こんどこそ、します。

夏目さんがハマケンに見え、板倉さんが田中くんに見えました。サケ祭(違う)。それから日下部さんのイメージが前回公演とえらいこと違っていてチラシでお名前を見てびっくり。

それから客席にかなりの勢いで大好きな山縣太一氏がミッフィーちゃん*1と一緒に。ななめ後ろに!ぎゃー!なんか会話が甘くないか、キミタチ!とか邪推を重ねるゴシップ好きのおばちゃんと化しました。ぎゃー!思ったのにあまりにも近くてみつめられなかった……(ええ、もうなんとでもいって)。

*1:ちゃんと名前を言いなさい