sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

岡村靖幸 @東京ベイNKホール

Me-imiツアー最終公演でございますっ。うふふふふ。

もうツアーもラストなので(つか、いっつもですが)ネタバレでいきます。


セットリストはツアー始めのZeppとほぼ同じ(http://d.hatena.ne.jp/ko-moto/20040910)。

違ったところは

  • 「セックス」やりました。
  • 「イケナイコトカイ」はフルでやりました。
  • 弾き語りはさすがに前回とは違う曲目よ

今回はなんとまー、最後の曲がOut Of Blueじゃなかったですよ。いつものように客電つきっぱなしの中での「セックス」。まっ、そんな、で、電気消して……。なんちて。〆としてはどうかな、と思いますが意外におもしろかったなぁ、この曲を明るい中で聴くの。みんな、はねるねー、ぅんんん〜、とためて「セッ!」とね。
あとイケナイコトカイがフルになりました。バラ投げはなかったみたい。弾き語りはなんと「君が代」。松尾スズキ君が代歌唱に対する考察を思い出しながら聴く。岡村ちゃん君が代は「こーけーのー」で再び「イー!」って苦しくなるタイプの歌唱ではありませんでした。しっとり低音でキメてました。あと最後の「(むすま)で」が結局出てこなくて「で」待ちしちゃったよ。あとはいつもどおりというか「友人のふり」。できれば客に歌わるバージョンじゃなく聴きたい。

弾き語りではディズニーランドネタが。やっぱりな! やっぱりだけどやっぱ面白いよ。「君達は今日はちゃんと帰れるのかい?」「帰れないんだったら僕と一緒に帰ろうぜ」「電車だったらリゾートライン(って言ってたっけかな)、車でもいいし、お金がないんだったらちょっと大変だけど歩くってのもいいよね〜」「ディズニーシーにはいったことないぜ」などなどなど。音が拡散していてうまいこと聞き取れなかったんだけどこんなこと言ってたような。相変わらず青春だ。永遠の童貞だ。

しかしー、NK、音悪かったなぁ。ヘンに拡散した音がヘンにはねかえってしまっているようで、全ての音が発した音と別に微妙に1テンポずつ遅れて聞こえてくるカンジ。DJ音はさほど気にならなかったけど、最初のベースラインが聞こえてきた時からうまいこと聞き取れないくらいで。いかんよー、あれでは。まー、もうNKも最後だし何も言うまい(カンジ悪いな)。

今日は「ハレンチ」「セックス」「Check Out Love」が楽しかったです。……このタイトルの並びどうなの。「ハレンチ」はあまり聴いてなかったんですが、最近ふがふがと聴いていたので特に。4つ打ちにハマることは珍しい。

声も高音ファルセットくらいしか気にならないようになってました。やっぱ今回ツアーの間にめきめきと感覚が戻ってきてくれた様子。考えてみれば「7年ぶりのツアー」って怖いよなぁ、やる側からしたら。そこをあえて活動再開したってのに改めて感謝&尊敬。どっかのサイトで「愛され人」と称されていたのを見ましたけど、ものすごい言い当ててますよね。インタビューから、活動再開の原動力に「愛されっぷりを感じた」ことは確実にあったわけで。うれしいことです。

本「純愛カウンセリング」、先行発売してましたが買いませんでした。本より音だぜ(負け惜しみ)。


(追記)弾き語りでは「ラブタンバリン」もやってました。