作・演出:福原充則
出演:峯村リエ 佐藤真弓 光瀬指絵 中林舞
2011年作品の再演。
初演時にものすごく好評だった覚えがあったので観に行きました。
が、正直あまりはまれなかった……。今回の再演も評判は恐ろしいくらいに良いみたいです。
照明も音響も役者自身が行う。舞台上に設置されたフットスイッチを踏むことによって照明が切り替わる、と同時に場面も転換する。役者さんの手にはテレコ、バッグにはたくさんのカセットテープ。これを役者さん自身が鳴らしながら演技する。
あら、こうやって書いてみると本当に楽しそう。
わたしはついついそこばかりに目が行ってしまって*1、なかなかストーリーが入ってこなかったのです。家を出るのがぎりぎりになってしまって、ものすごく急いで会場に入ったのでそこまでで体力を使い果たしてしまっていたのかもしれません。2つのエピソード(登場人物)が切り替わって切り替わって進んでいることはわかったのですが、結局それぞれどうなったのでしたっけ?最後あわさりましたっけ?と終わってから思い出せないのです。もったいない見方をしてしまったのだなぁ。たぶん、それを確かめるためにももう一度観ればいいのでしょうね……。(だけどどっちかっつと自分の感度が鈍りまくっているだけのような気がしているのです)(かなしいことです)
4人の役者さんはもう、もんのすごくもんのすごくすてきでした。これだけのものをどうやって作り上げたのかも想像できないし、それを何度も公演できちゃっていることに驚きなくらい。すごい。
*1:どのスイッチがどの照明に配線されているのかをつい確認してしまったりしていてですね