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「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

完全避難マニュアル 東京版 / Port B @ 神田、鶯谷

「空いてそうな17時ごろに行くかも」と行っていたおともだちに、16時半ごろに下北沢からTELするという暴挙にでました。さらに新宿でOPP現象に襲われて遅れっぷりが際立ってしまいました。失礼しました。


これからの方はここから下は読まないでください。


  • 神田

オープン時間からして、そして地図からして、目的地は立ち飲み屋さん。ほとんどお酒を飲まない私が立ち飲み!そして人みしりというか最近とみに失言と失行動が多くて恐ろしい状態な私が!知らない人と立ち飲み!きゃー!

緊張してたどりついたら、ママが「避難民ですか?」て聞いてくれて、先客は女性1名。こわごわ入ってきた私たちにお二人が気楽に話しかけてくださって、すぐに緊張がほぐれたのでした。F/T期間中ということもあって、傾向が似てるからか「パブリック・ドメイン」に参加して人も多いのでその話とか、過去のPort B作品の話とか。そんな話できる人、周りにほっとんどいないのでうれしくなっちゃいました。

神田の避難所では一人一人と外に呼ばれて行ってタロット占いをしてもらいました。外に出るまで何をやるかはわからないから、まだの人がいる間はもう終わった人たちも外で何が行われているかを一切話さないという、お互いへの思いやりっぷり。<お互いが「ネタばれをできるだけ避けた方がおもしろい」と思っているからこその気配り。

期間的に中盤となってきた避難生活、お話ししてみると「ここが2か所目」という方から「次の火曜日の恵比寿でラスト」という方まで状況は様々。行った避難所はもちろん、これからの避難所の情報ももらったりして。このときもまだ行ってない人がいる場合は精一杯セーブしながらのお話。大人の遊びじゃのう。

神田の避難所で「英語力が問われるかもしれませんよ」とご忠告いただいたのもあって、やや緊張しながら中に。1泊2500円から泊まることができるゲストハウスでした。オープンはつい最近、10月とのこと。
中を案内していただくと、ユースホステルっぽく左右に8つ(上下)のベッドが配置された和室と、まんまの和室。和風の個室もあるようでした。共同のキッチンと共同のシャワー。道路から完全に切り離されたものすごく和な庭園まで備えたここは、90年前からあるお家で、ゲストハウスになる前は、誰も住んでいなくて、維持のためにお仕事でメンテナンスの方が入っているだけ、という状態だったそうです。

あっ、サイト発見。

http://backpackersjapan.co.jp

いいでしょう?
一度泊まりに来てみたい、終電逃しちゃったときとかさぁ!
でもこの日は満室だったみたいです。急にきてもいい日があったらいいのにな。あと何気に、共同生活が苦しくなければ住んじゃえるお値段ですよね。


ツイッタで見ると、鶯谷もわいわいとしたパーリーになったりするみたいですが、この日は私たち以外に避難民の方、いらっしゃったのかもしれませんが分かりませんでした。なにせここで発見した旅行者向けの下町散歩ムックに夢中になってしまい、「西日暮里に避難した時は」「上野では」何を食べようか、な相談に余念がないという事態に発展したからです。
さくら鍋と、もんじゃと、レバ串を食べっからね!