sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

Last Presentation UA with 内橋和久 / グッドラックヘイワ @ Shin-bi

ちょうど旅行中、しかも京都入りするその日に。行ったことなくて行ってみたかったShin-biで。なくなってしまうと聞いて残念だと思っていたShin-biで。鼻息ハフハフ言わせて同行者に相談もせずチケットを人数分入手し、行ってまいりました。
初めて入ったShin-biはホントに「ハコ」でした。何もない四角い空間。席をとっぱらったSTスポットみたいな小さい小さい空間。その片隅に楽器がセッティングしてありました。床に直置きで高さがなくて、会場入ってすぐはギャラリーにしか見えませんでした。


実は観るまで「UAのバックでGLHが」だと思っていたのですが、別でした。先にGLH、次にUAでした。

GLHを観るのはひっさしぶり。そして至近距離の伊藤ドラムのひっさしぶりなのよー!わーい!伊藤ドラム伊藤ドラム!強引につれてきたツレに「わたしドラムの人が大好きだから!」とずいずいと前方にすすんで、ほどよくドラムプレイがよく見える場所をキープ。最初にやった曲*1と、おなじみ「チャイニーズ・スケーター」でのはじけっぷりに静かに興奮しました。少し後ろで見ていたツレには姿が全く見えていなかったようで、終わってはけていくお二方を観て「……ドラムってあのちっこいコ???」と驚いておりました。ちっこいというよりほっそいだよね、と思いつつ、ナイス反応ですね、とニヤニヤ。
帰りに、だいぶ前から発売していたと言うライブ会場限定CD&DVD「Flash車返DISC団地」1000円也(安い)をようやく購入。


次にUA。客席をかきわけて入場していくとき「なんかかわいいコがきたね」「あれUAだよ」「えっ???」とまたナイス反応を見せるツレ。
UAをこんなにしっかり観るのは10年以上ぶり。朝霧でご飯食べながらとかフジのキヨたんバンドでのスローバラードとか、ゆるりと観ていたことはあったのですが。
ギター内橋さんと二人でリクエストに答えたりしつつ、でもじっくりと、な充実な1時間強でした。UAは初期の頃しかちゃんと聞いていないんですが、初めて聴く曲もその声の浸透力で自然と納得(何をだ)してしまってました。笠置シズ子の「買い物ブギ」、よかったな。わてほんまによういわんわ。リクエストでやろうとしつつほとんど忘れちゃってたのは「温度」と「リズム」。しっかりな歌声で聴きたかったけど、聴くことできたってことは素直に嬉しかった。
あとなんでそんなことになったのか忘れたけど、いきなり会場内で伝言ゲームを始めて。最前列の方にUAが囁いた言葉を一番後ろまで伝えていってみて!て企画が。その間にたくさんリクエストに答えてくれて、一番後ろまで伝わった言葉は日本語の文章の原型をとどめていませんでした。「チベットモンキー知ってる?」が最初の言葉だったらしいですが、2列目端にいた私のところに伝わってきたときには既に「いっぺんもん、知ってる?」みたいな意味の分からない言葉になってました。

UA&内橋さんの「情熱」。


今回は両方ともをほとんど&全く知らない人と行ったから面白かったなぁ。一人はフランス人だったんですが、UAを気に入っちゃって気に入っちゃって、ホテルに帰るやいなやダウンロードしまくったそうです。そして「UAとヘイワのCDはないのか、貸してくれ」と熱く言われました。ヘイワはちょっとおまけっぽかったけど(ははは)。



帰りにCOCON1Fにあったオーバカナルでお茶したんですが、飾ってある絵が面白かったらしくて。5枚ほどある絵をさして「あれはロト、あれは競馬、あれは何シリーズもある映画で、あれは航空会社、それであれは有名なお菓子だ」って。通訳してくれた人に「TOTOJRA、寅さん、JAL、食べっこどうぶつみたいなもんね」って言ったら「そのとおり!」て言われた。そうか、こじゃれたオーバカナル、JRAか……。

*1:もうさ、よく聴いてても曲名見やしないのよ