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「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

☆我苦我苦悶々☆ / 康本雅子×オオルタイチ @ 国立新美術館

六本木アートナイトのイベントのひとつとして行われたパフォーマンス。入場無料、予約不要、先着200名。うわー、だいじょぶかなーと思いつつ、寒さに負けて出足おくれて出向きました。国立新美術館をたずねるのは初めて。

アトリウムはこっちかなー?て建物の中に入ってみたら、いやでも目につく行列。ちょうど入場が始まったところでした。続々埋まっていく席には座れそうもないですねー、た、立ち見もあやういのでは、と思ったんですが、入口近くの立ち見最前列を陣取ることができました。見晴らしよくってラッキー。
そのあとも続々と人が集まってきてすごかった。警備員さんがなかばキレ気味に「たちどまらないでくださいー!」と絶叫。吹き抜けの会場の上を見上げるとどのフロアもどの角度も人でうめつくされていました。こういう光景を観ると「レニークラビッツ……*1」と思ってしまうザ☆30代(後半)。

そんな混雑の中、ふと見上げたエスカレーターからオオルタイチ氏登場。人を止めたのかな?エスカレーター独占状態で登場されまして。少し遅れて今度はたくさんの人にまみれてエスカレーターから白無垢のよな姿の康本さん登場。目の前のステージでごんごんに踊ってくれまして、観すぎ、ってほど凝視してしまいました。黄緑タイツに黒字にたっぷりラメの超ミニスカート。おなかを出しながら目の前で踊りまくる康本さん。ああ眼福。ダンスをやることに関してはからっきしな私ですが、康本さんのダンスは緩急、というか停止するところと動き出すところのメリハリがきっぱりしていて、さらにそれが音とシンクロするタイミングが気持ちよすぎるので、彼女が停止するところではこっちも(元からとまっているけど)体をちょっと緊張させたりしてしまうのです。照れる。
オオルタイチさんも含めて2人でやるパートが楽しかったなぁ。「ブッタもんだすって」もそうですが、男性と2人で踊る康本さんが大好物みたいです。2人で喧嘩してるみたいなシーン、向い側で観ていたお子様がきゃっはきゃっはと笑っていてたいへんほほえましかった。

オオルタイチさんのは「赤いスイートピー」リミックスがたのしい。「赤いスイートピー」は「あかいースイートピ、好きよ♪」のところをついチェックしてしまうね。


帰り、外に出たところに椿昇のバルーン作品が展示されてたんですが、その作品から放出されるとの設定らしき「胞子ボール」の配布がちょうど始まりまして。ついもらってきちゃった。ピンクの胞子がビッカビカに光るの。あと、帰り際に経由した六本木ヒルズでもバルーン作品を観たり。その程度のチラ観で楽しんだアートナイトでした。おもしろそうなのたくさんあったのね。もちっといろいろ調べて行けばよかったかな。寒さに負けてすぐ帰ってきてしまいました。

*1:Are you gonna go my wayのPVな