脚本:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演 :上川隆也 稲森いずみ 早乙女太一 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 山内圭哉 山本亨 千葉哲也 堺雅人 前田悟 武田浩二 川原正嗣 矢部敬三 横山一敏 他
もうなんなのあのほほえみびと。にっこにこ笑いながら斬りまくる姿に震えました。いい人っぽい悪役さいこうだ*1。
ストーリーや演出は、正直「いつもおなじなのだね」と思っちゃいました。特に同じ新橋演舞場だったからか「朧」とね。どん底から復讐のために成り上がりつつ、殺陣やりまくる。演出も(これはもちろんだよねっとも思う)拍子木や殺陣の効果音はもちろん、聖子さんが斬られるところで流れる音楽とか、あまりにベタでつい笑ってしまいました。いつものジューダスのオープニングSEが全てを表してるよな気がします。派手でベタで浪花節、ちょっぴり自己陶酔。徹底してるので楽しめちゃうんですけどね。どんぴしゃには遠いなぁ、だけどめちゃくちゃ楽しいなぁ、って二人の自分がつぶやきながら観てしまいました。
今日は朝から祖母の法要でじたばた。喪服仕様の黒づくめの服のまま、「乞局だったら割引されちゃうよ!*2」、じゃない、「開演時間に間に合わない!」と電車の中で気持ちははやり、どうにか開演3分前に席についたのです。休憩前にお腹がなり始めてやばいやばい、と休憩に入るやいなや近くのお店にかけこんでサンドイッチを注文。お手洗いに並んでるうちに「サンドイッチ来たな」とチェックし、用をすませて席についてサンドイッチにかぶりつこうと顔を上げると目の前に堤真一がいました。漫画みたいにサンドイッチに大口開けたままの状態でしばし固まったよ。気付かずに席とりしましたが、お隣の席にいらっしゃったのです。た、食べねば、い、いや、眺めねば、いや、近すぎて恥ずかしい!そしてなんてかっちょいい!としばし迷いつつ、結局近すぎて恥ずかしすぎて顔をあげることができませんでした。初恋か!