sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

すっぽんぴょん

いろいろ言われて、総だたきのあとに総擁護みたいになってて、もうなんだか。それでもエピソードと言葉とが秀逸でつい読んでしまう。


公園での彼を想像すると大好きな作品の爽快感を思ってしまうのです。梶井基次郎の「檸檬」のラストとか、いくえみ綾の「10年も20年も」の「何もかもすててわーって逃げる」という言葉。「28階まで聞こえる声で大騒ぎ」とか聞くと、「広い公園で春の季節を全身で感じる」のに加えて、縦方向にも空間の広がりを感じて、うわーってなる。岩井俊二作品みたいな透明感さえイメージさせられます。騒ぐよっぱらいは基本的には好きじゃないですけどね。


そんなさわやか感を記してみた後で、思いっきし爽やかを否定する映像をば。