sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

イタリア旅行2日目 〜 ミラノ - ヴェローナ

写真だらけで長いのでたたんでおきます。

  • ホテルを8:00に出発。ここからずっと専用バスでの移動です。大型バスに15名なのでゆったり。
  • スフォルツェスコ城。スフォルツァ城と言ったりもするらしいです。


レオナルド・ダ・ヴィンチが設計に関わったのですって。外の広場にダ・ヴィンチとお弟子さんの像がたっていたり。

振り向くとこんなカンジ。なんかやっとイタリアに来た気ぃするー!「イタリアきたー!」と「そーすけんとこきたー!」ばりに走ってみたりした。

時計がカリオストロっぽい。ルパンはいねがー!

こうゆう紋章が多いと思ったら、スフォルツェスコ家の紋章で、現在はミラノのシンボルマークだそうです。アルファロメオのエンブレムがこれなのはそういうわけで。

  • ガッレリア。


ドームの下4箇所には各大陸(北米・南米・アジア・ヨーロッパ)を描いたフレスコ画があったり、世界で2番目に素晴らしいという7つ星(!)のホテルがあったり*1。雰囲気はパリのパッサージュっぽいです。骨董品店や古本屋、カフェがずらりとならんでます。

  • ドゥオモ。


ガッレリアをぬけたらある、ということを知らずに出会ったので、目にした瞬間に口ぽかーんとあきました。トンネルをぬけたらそこはドゥオモ。

白と薄いピンクの大理石で出来た大聖堂。ちょうど前面の修復が終わったばかりということで、午前中のやわらかい光に美しく照らされてました。側面がやや茶色く見えるのは影になっているだけではなくて、前面がそれほどきれいに磨かれたばかりの状態なのです。夢の中のお城のよう。

ドゥオモ内部は撮影禁止。内部には左右にみっちり精巧なステンドグラスの窓。つきあたりにはさらにゴージャスかつ精巧なステンドグラスがほどこされてます。今まで知ってたステンドグラスってなんだったんでしょう、てくらいの精巧さ。描かれている絵が立体的に見えるんだから驚き。

1時間ほどの自由時間の間にはドゥオモの屋上に上ってみました。エレベータを使うと7ユーロ、階段で上ると4ユーロということでケチケチおばちゃんはもちろん歩きましたよ。一人で来られてたおじさまがいろいろ調べまくってきていたらしくて、誘ってもらえてラッキーでした。何も調べずに行った私は上れるなんて知らなかったし。


階段上って外に出たらコレ。うお、さっき下から見てた屋根んとこじゃないですか。斜めになってる屋根の上を歩きます。


さらに階段を上ると……。

うっひょー!屋根の天辺を歩いてるよ!アンみたい。赤毛のアンみたい。わーいやーん、乙女〜。これはドゥオモの一番奥から写した写真です。突き当りを向こう側から見ると、さきほど感激しまくったドゥオモの正面になるのです。
何気にコドモがウルトラマン的ポーズをとってくれているのをお見逃しなく。


こちらはドゥオモ前の広場。これは朝10:30頃撮ったので閑散としていますが、ドゥオモに上って降りてきた11:30頃には観光客であふれかえってました。と同時に鳩の餌を強制的に握らそうとするオッちゃんとか、勝手に人の手首にミサンガを巻きつけようとするおっちゃん大量発生。うわー、スリのメッカ、イタリアっすね!ということで「ノゥ!ノゥ!」と強気で言い放ち続けました。SATCのサマンサ*2くらいの強気でもって「ノゥ」です。


ミラノ風ドリア。日本人相手にアレンジされてるっぽかった。もちっとお米硬くていいのよ。

ミラノ風カツレツ。たたいてたたいて薄く延ばしたポークカツレツ。硬い!うまい!


デザート。ド、ドルチェ……(恥ずかしい)。
なーんかウ○チ的な物体出現!キケン!デザート味のウ○チか、ウ○チ味のデザートか、とかつぶやいてたら、チョコクリームの中からシュークリームが出てきました。

  • お土産屋さん

途中お土産屋さんへ。ママンへのお土産としてカメオを購入。カメオというと、水色バックに女性の横顔、みたいなイメージがあったんだけど、ここではチョコレート色バックに花があしわれているカメオがあって。花の細工が細かくてすごく上品でかわいい。上品でかわいいだけに2万円くらいするのな。最近、ママンへの親孝行モードであることと、カメオは基本、母から娘にうけつぐものであるらしいので、よーし、いずれはオレのもんだ!とつぶやきながら買いました。


おお、海外の田舎街!といった街並みに幸せ。かわいいのなー。もう作り物みたい。や、街並みも作り物なんだけど。ベルギーでブルージュに行ったときもこんな街並みで幸せだったのです。


ヴェローナシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台となる街なんです。なわけでジュリエッタ*3の家。あっ、これは「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの」バルコニー!!!うひょー、と撮ってみるも、これはあまりの家の人気にあとから付け足されたものだそうで。ちっ。

ジュリエットの像。写っているのは知らないお姉さまです。「ジュリエットの右胸を触りながら写真を撮ると恋が成就する」という言い伝えがあるそうで、右乳だけつんつるてんになってるジュリエット。かわいそうに……。大学生男子が数名いたのですが、ヤツらがあまりにもピュアな照れをみせるものだから、おばちゃん、楽しくなっちゃってもう。「ほらちゃんと触って!」「もちっといやらしく!」とか言って男子の頬を染めさせて遊びましたよ。かわいいコらだねぇ。そんなオイラもがっちりホールドした写真とってみた。

  • メインぽい広場にあるランベルティの塔。


またしても上りました。高所恐怖症なのにあえて上る、そんなMっ気をイタリアでいかんなく発揮。

じゃん。ヴェローナの街です。茶色い屋根は街で統一するよう決められているとか。確かフランスも……アンジェだったかな?青い屋根で統一されてて、その屋根色のチョコが名物だったりしていたような。

塔の天辺にある鐘。ちょうど17:00になったので、鳴るかな鳴るかな、でも鳴ったらそれはそれで大変なんじゃ、と見守りましたが鳴りませんでした。


ヴェローナのシンボルのコロッセオ「アレーナ」。上のほうがかけているのはその昔あった大地震のせいだそうです。それで収容人数が3万人から1万5000人に減ってしまったけれど、今でも現役で使われているそう。7,8月には毎年、1日2作品のオペラが上演されるそう。演目は必ず「アイーダ」を含むんですって。ちょうど今年のシーズンは終わったばかりで残念。期間中は夜になるとドレスアップした方々がおしかけて、広場は朝までパーティーのようになるんだそうです。うわー、もう数日早く来てドレスアップした方々観たかったな。

  • 夕食

ホテルに18:30頃ついて夕食。

トマトとツナのペンネ

白身魚のムニエル。ややしょっぱい。つか、イタリア食、結構野菜食べないのね。


デザートはスイカ。む、はずれ。イタリアのデザート、こうやってフォークやらスプーンやらぶっさして出てくること多いのですね。縁起が悪いのは日本だけかーとか妙に感慨。

2日目にしてくたびれはてていたらしく、ベッドに倒れこんで就寝……、ってヤバいヤバい、化粧だけは!とぱぱっとお風呂入ってすぐ就寝。

*1:1泊25万ですて!見た目がゴージャスじゃないところが興味をそそられます。

*2:いやー。もうはまってますのでね。すみませんね。

*3:こちらでは、最後が"o"の名前は男性の名前だそうで。なので"ジュリエット"という女性は奇妙なので"ジュリエッタ"という発音になるそうです。