sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

家族の肖像 / サンプル @ アトリエヘリコプター

ko-moto2008-08-30
とりいそぎひとこと。
素晴らしかった。もやもやがとまらない。
明日の昼公演が千秋楽ですが、観れる方はぜひぜひぜひぜひぜひぜひ!

作・演出:
松井周
出演: 辻 美奈子(サンプル・青年団)、 古舘 寛治(サンプル・青年団)、 古屋 隆太(サンプル・青年団
羽場 睦子、木引優子(青年団)
江原大介、岡部たかし、中川鳶、成田亜佑美、西田麻耶(五反田団)、 野津あおい、
村上聡一(中野成樹+フランケンズ)


「大人」であろうとすることに悩まされてきた人の転倒というか、半分意図的な踏み外しと言えるような失態を見せたいです。
ちっぽけなきっかけから「立ってることがつらいなら転んじゃえ!」 というスローガンの元に大でんぐり返し状態が始まる。
そこには「私も連れてって!」という悲鳴とも歓喜とも区別がつかない叫びが聞こえてくるのではないでしょうか。
「どこに?」という言葉は意味をなさないでしょう。
彼らは闇雲にでんぐり返しをしていることも自覚しているのです。

この状況に積極的な意味を与えたい。
彼ら(僕ら)は他人ではないことを突きつけたい。
それでも誰かとつながりたいという無理矢理なリンクの要求をこの題名に託しました。
松井 周(主宰)