sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

時をかける少女

また観てしまいました。
さっきから私の中のユーミンが高らかに歌っています。せーいーしゅーんのー、うーしーろーすがーたをー、ひーとーはーみなー、わーすーれーてしーまうー。
おばちゃんのきゅんきゅんセンサ反応しっぱなしです。観るの2回目なのに。

思いっきりいいところのセリフを書いてるので念のためたたみます。

花火大会もいけないの?
ごめん

あたしの浴衣姿見たくないってのね?
あ、それちょっと見てぇ
(うろ覚えです)

未来で待ってる(髪わしゃわしゃわしゃ)

ちっきしょー!どいつもこいつも千秋*1ってやつぁー!

真琴の「あたしの浴衣姿見たくないってのね?」もそうとうなものだと思いますが、でもその自信とかちょっとした傲慢とか調子いいとことかが真琴の魅力であって、そしてその魅力は学生時代を振り返ったときに思い出してイーって恥ずかしくなったり目を細めたりする類の青春の輝かしい魅力なんだろうと思ったりする。

未来*2で待たれると、真琴はおばちゃんになってしまうのね……、と無粋なことを思ったらアレを思い出しました。アレ。小林聡美の。「神はサイコロを振らない」。恋人を乗せた飛行機が消えてしまって、10年後に消えたときの状態のままで突然現れた、ってやつ。アレも、おばちゃんになってることを気にする小林聡美への恋人の接し方が素敵だったな。

真琴がおばさんに持っていたケーキ、おばさんがあけたときに「アテスウェイのね」って言うんだけど、ホントにアテスウェイのケーキが描かれててものすごく驚いた。これとか(http://www.atessouhaits.co.jp/gateaux/petit_gateaux/pg_002.html)。すごいね。台詞で言わせるからには調べてちゃんと描くものなんでしょうか。すごいよなー、あの一瞬のシーンに。そんな私は、プリンを食べているときにプリンのシーンが来たもので*3、ものすごく気分が盛り上がったのでした。

*1:字は違うみたいだけどあえてこちらで

*2:はっ、今日は未来デーだわ

*3:そんなシーンがあることは忘れてました