sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

まどろみ / M&Oplaysプロデュース  @ あうるすぽっと

作・演出:倉持裕
出演:ともさかりえ 近藤公園 村岡希美 玉置孝匡 六角精児

今日は昼にお芝居で夜にライブだよ、ライブ、開演がややはやめだよ、ってことで、このお芝居の上演時間やら移動に要する時間や行き方を調べて準備万端!お芝居終わったら急いで移動するもんね〜、なんて悦に入っていたら、昼のお芝居に遅刻しました。うわーん。渋谷から池袋に出るよ〜、と思っていたのに、「大崎〜、大崎〜」というアナウンスが聞こえてちょうびっくりした。ここ数年でトータル200本くらいお芝居を観たと思うんだけど、開演時間に間に合わなかったのは初めて。200分の1。と思えばまあいいか。いや、残念な人になってしまったことには違いない。

この公演、賛否両論あるようですが、私は面白かったです。倉持さん作品の中では分かりやすい展開をしていたと思うのです。分かりにくいかもしれない謎かけが真ん中に大きくひとつ据えられていたので、そこだけを追って観ていたらすごくシンプルだったような気がします。後半の玉置さんの立場を表現するやり方が観客を惑わす原因になってたような気もします。
本筋とは直接関係がないかもしれない、細かくちりばめられたセリフが素敵でした。「彼が私を愛したからよ」というセリフに必要以上に「へぇ」と。

役者のかたがた。ともさかさまがとてもかわいい。細い。かわいい。一緒に仕事をしているオッチャンをみて、いつも「誰かいる。そっくりさんが誰かいる」と思ってたんですが、それが六角さんだということに気がついてものすごくスッキリしたり、公園くんを観ながら「今日はソワレもあるよね、circleにはこれないんだね、サケなのにね、ハナレグミ好きのともさかさまもいるのにね」と脳内でつぶやいたりしていました。アンケートに書いたらいやみなのだろなと思ったり。