sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

横浜のららぽーとにあるTOHOシネマズにて。

ポール・トーマス・アンダーソン監督作品。

正直よく分からなかった。けれど、主人公の孤独と業の重みに観た後ぐったり。
全く予備知識なく観始めたので、主人公と子供の話しが中心なのかと思いながら観ていたら、宣教師(と言っていいのか)との関係が中心だったのか、とラストになって気づくというふがいなさでした。や、関係性というよりも、主人公が途中でいうセリフが表しているとおり、誰も好きにならない彼の孤独がテーマだったのかな。そう思うとラストからタイトルへのつながりがすとんと心に入ってくるように思います。


おお、「リトル・ミス・サンシャイン」のあのひと!と途中でいきなり気づいたりもしました。
ダニエル・デイ・ルイスがアカデミー主演男優賞だったのですね。なっとくなっとく。成功者のオーラと孤独の根深い迫力がありました。


正直な感想としては、概要が分かった上でもう一回観たいな、ということです。体力いるけどねー。