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「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

岡田利規に大江健三郎賞

 第2回大江健三郎賞講談社主催)が6日、岡田利規さん(34)の「わたしたちに許された特別な時間の終わり」に決まった。受賞作は外国語に翻訳され、海外に紹介される。選考は大江さんが1人で行い、選評が7日発売の文芸誌「群像」5月号に掲載される。
 岡田さんは神奈川県出身で、演劇ユニット「チェルフィッチュ」主宰。受賞作は自身の舞台をベースにしたデビュー作「三月の5日間」と小説オリジナルの「わたしの場所の複数」の2編が収録されている。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080407-00000013-jij-soci

群像立ち読みせな!(買えよ)

選考基準が「大江氏が、可能性、成果をもっとも認めた「文学の言葉」の作品を選び、受賞作とする。なお、選評の代わりとして、大江氏と受賞作家との公開対談を行い、「群像」誌上に掲載する。」、賞としてもらえるのが「受賞作品の英語(あるいはフランス語、ドイツ語)への翻訳、および世界での刊行。」とのこと。すごいじゃん。
「三月の5日間」は海外上演時の翻訳がある程度適用されたりするのかしら。
http://www.kodansha.co.jp/kaigai/ooe/index.html

だけどみなさん、このタイミングでこういっちゃなんだけど、「三月の5日間」を楽しむなら、上演を生で観る→上演をDVDで観る→戯曲を読む→小説を読むの順番をおすすめしますよ、力いっぱい!

わたしたちに許された特別な時間の終わり

わたしたちに許された特別な時間の終わり