sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

気になる

キセルを聴いた感想で「癒される」という言葉が使われているのをよく見かけますが、私の中では、あの声でコーティングされてはいるけれど僕の胸のやらかいところをしめつけるよなずっしりした言葉たちがちりばめられているキセルの音楽には「癒される」という言葉が似つかわしくなくて、なんだかクネクネしてしまいます。
「癒し」とか「ほっこり」とか「ステキ」とか、さじ加減がむずかしくて、ちょろっとでも「超えた」と思うととたんにいやらしく感じてしまうのはなんなんでしょう。ステキ過剰!って思うと急に「はいはいはいわかったわかったすてきすてき(棒読み)(ガイジンのやれやれポーズで)」となってしまうの。原因は自分の狭量さに違いなく。でも一回「超えたな」って思うとそのイメージを払拭するのは難しくって、さらにそれが本人ではなくて大多数の方の素朴な感想から作られたりするものだから、作り手ってほんとたいへん、って思うのです。
それにしてもキセルのニューアルバム「magic hour」ほんといいわ。ほんといいよ!(いきなり強く宣伝)まいにちまいにちキセルキセル言っててすみませんねぇ……。

あと、パのつく少女たちの最新シングルをライン録音というみみっちいやり方で入手して聴いているのですが、「マカロニ」が好きなんですが、聴くたびに「本文と関係ない」と民生が脳内で歌いだします。詞をじっくり見てないのですが、ホントに本文と関係ないよね、マカロニ。あるのかしら。>あ、調べてみたらちゃんと本文に出てきてた。しつれいしました……。