sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

レミーのおいしいレストラン

こないだ映画館に行ったときに予告がかかっていて、そのおいしそうさとひどい設定(レストランにネズミって)がたまらなく楽しそうだったので観てみました。とかいって月曜日がレディースデーの港北ニュータウンのマイカルで観たいのがこれだけだったから、だったりもします。

これがもうおーもしろかった!すごいんだなぁ。本気で絵に見えないようなネズミなディテールとパリの街並み。ネズミたちのお腹あたりの毛がそのうねりも含めてものすごリアルでさ。I Miss ウチの猫!てなったもの。お腹さわりたい!それからパリの街並みね。途中でレストランから飛び出してセーヌ川と思われる川っぱたをひたはしったりするシーンがあるんですけど、その川岸の石造りのカンジとか船の雰囲気とかお見事。アメリかと思ったもの。そのバイク、モペット?とか思ったもの。シャンゼリゼのロータリーみたいな場所が描かれたと思ったら、セーヌ川岸に出るあたりの描写、あまりに素晴らしくてわっくわくしちゃった。
あと、あのスープの味を直すところ。軽やかにリズミカルにぽいぽい放り込まれる材料と、みつかったらどうすんのーてなドキドキとがちょうどよくってね。全編とおしてちょっと「トムとジェリー」を思い出すカートゥーンなカンジ、たまらなかった。

それから、作り手と評論家について語られてるところ、しんみりしたな。

時間的に吹き替え版しか観れなくて、たくさんのお子様たちと観たんですが、これがまたよかったなー。おっかけっこになったりするあたりで無邪気にきゃー、とか笑い声とかあがるから、ついこっちもいつもより5割り増しくらいで声あげて笑ってた。

……なんかとりとめなくまとめようともしてないですが、感想でした。文句なしに楽しかった!