週間ブックレビューで、鴻巣友希子さんのオススメとして紹介されて絶賛されてる。だめな若者たちがそのまま渋谷に持っていっても通じるような言葉で描かれている。そのだめさを生み出す閉塞感も込みで。とても冷たい孤独感が描かれている、と。
おじさんたちには「じゃあ、積極的に社会に関われよ」と思ってしまうという意見も。
以上、メモ。
上演や戯曲の方が好きだったのに変わりはないんですけど、「三月の5日間」が小説になったことによって、表現手法だけでなく描かれている内容を俯瞰した意見が多く聞けるようになったのが嬉しい。
- 作者: 岡田利規
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/02/24
- メディア: 単行本
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