岡田利規さんのトークショー+サイン会。「ゲスト:佐々木敦」と記載されていましたが、「司会:佐々木敦」と書いたほうが正しそうでした。登場してさっそく佐々木さんが仕切り始めたときにずうっと岡田さんがにやにやしながら佐々木さんを見てておもしろかった*1。佐々木さん曰く、今日は「公開インタビュー」だそうで。ほくほく。
たっぷり2時間のトークショーとサイン会。ああ楽しかった。岡田さんはお風邪でしょか、たびたび咳き込んでらして、サインしていただくときに「お大事に」って言ってしまいそうでした。サイン、署名っぽくてたまらない。
会場で以下を購入。なんかワタシ、すっごい岡田さん好きな人みたい。
- 作者: 岡田利規
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/02/24
- メディア: 単行本
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こちらにサインしてもらいました。最新刊。「三月の5日間」の小説版と、「わたしの場所の複数」が収録されてます。
- 作者: 岡田利規
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 18回
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こちらは「三月の5日間」の戯曲。図書館で数回借りていたのでようやくといったタイミングで購入。
あとは友達にあげようと「三月の5日間」DVDをまたしても購入。ホントすごい好きな人みたいではずかしい。
トークショーの内容は箇条書き程度で、思い出しつつたたんだ中に追記していきます。
(3/4現在メモ書きです。)
- 戯曲を書くときと小説を書くときはどう違うか
- 俳優の身体が頭にあるときと自分の身体が頭にある
- 「三月の5日間」はラストの女性が道玄坂に引き返したところが小説的だと思い、そこを書きたくて小説として書き始めた。ラストが「細雪」的だな、と。汚く終わるという点で。
- 最初は映画の方が好きだったけど、演劇やってるところに友達ができたからくらいのきっかけで演劇に。
- 演劇をやるからには演劇でしかできないことをやらなければ。そこが自分のモチベーションの核となる考え方。
- 同様に小説を書くからには小説でしかできないことをやりたい。そのときそこに「身体」がない。
- 「演出」と「振り付け」。
- 最新刊のタイトルについて
- 今のリアルと当時のリアルの差
- ポツドールの身体性についてどう思いますか?の質問
- 「三月の5日間」初演と再演についての質問
*1:ゲストって書いてあるのに仕切ってるのが面白かったそうです