ゲスト:稲川淳二、大槻ケンヂ、斉木しげる、峯田和伸(銀杏BOYZ)、バカリズム、猫ひろし、ユリオカ超特Q、マキタスポーツ、曽我部恵一BAND
開演時間にちょいと遅れるくらいで出発したら電車がとまってまして。わあー、とちょっとお高いけどそんなに時間ロスしないですむルートで向かったら、電車降りようとしたところで目の前で女性に倒れられました。えええーーー???倒れられる、というかすっかり体を預けられる雰囲気でもたれかかられてすごくびっくりした。「えっ」って言ったのですが周りの人はちょっと仲の良すぎるお友達同士と思っているのか全く反応してくれなくて*1、もう気分はもりやまみらいな気持ちで叫びましたよ「助けてください!」。あ、ごめん、うそ、「すみません、駅員さん呼んでください」です。呼吸はあるようだったのでそのまま駅員さんに預けてきてしまったけれども、驚いたし確かめようもないけれども彼女が心配だ。だいじょうぶなのですか。
そんなこんなでテンションもかなり低いまま入場したら曽我部恵一BANDが既にやっているじゃないの。あーあーあー。ライブとしては今日一番観たかったのになぁ。ラスト3曲「げっこうそう*2」「青春狂走曲」「STARS」を聴くことができました。どうやらオーケンも終わってしまったみたいでしょんぼり。
今日の片桐さん、天照のカッコをし「地毛ですから」となかなか地毛ではできないよ、という風情でおっしゃっていましたが、年末の赤犬ちゃんで地毛でそれをやってる人を観たもので、逆に余計に面白かった。赤犬ちゃん、その前の歳の年末はサイドのお二人があの髪してたような気がする*3。あと出番が終わった人にどうやらだいぶ生臭いらしい新巻鮭を手渡ししてるのがよかったな。「曽我部さん、新巻鮭似合うなー」
ミネタ*4。
ご自身では「また伸びる」とさらりと済ませていたウワサの自作髪型。うん、すごかった。ヘルメットの後れ毛のびちゃったカンジというか。いや、でもミネタだからそれでいいじゃん、ヘンすぎくはないよ、と思っていたのですが、どなたかが「今日、髪のこと言うとムッとする」とおっしゃっていたので、本人は気にされているご様子でした。曲は3曲のみ。「なんとなく僕たちは大人になるんだ」「BABY BABY」「あさだち」。「BABY BABY」はなんかリリメグの唄っているのをよく聴いたので、ミネタバージョンだと少し不思議。オリジナルはこちらなのにね。
ここで猫ひろしだったかな。
そしてちょっと休憩をはさんで、休憩明けになぜかエレキコミックのお二人と、曽我部さん、オーケン、ミネタを真ん中に座らせてしばしトーク。……って主旨なのになぜかマイクがなくってよくわからない記者会見みたいに。オーケンの「この3人は、あれです、YOSHIKIとガクトとSUGIZOが組んだバンドです」の発言を皮切りに、なぜかガクトに立候補した曽我部さんがその後ずっとガクト扱いされてて面白かった。
斉木さん。素晴らしいマイペース。ああマイペース、嗚呼マイペース、どこまでもマイペース。NHK-BSのことを語った後、「歌います」といった割にピアノ伴奏(シャンソン)にのせてずっと語り、ようやくメロディがついたと思ったら「イザベル」「イザベル」「モナムール」と情感たっぷりに歌い上げられてました。そしてイザベル、イザベルと唱えながらはけてました。その後トークしようと待ち構えてた片桐さん、神様なのにお困り。こないだのシティボーイズ公演で流れた映像で斉木さんがてっきとうな音楽作ってる場面があったから余計に笑っちゃった。ホント適当だなー。そのあとちゃんと再登場したんですけど、片桐さんが「もしかしてかみあってない?」というくらい二人が全く違うこと話してて笑った笑った。明らかにオッサンが何にも聞こうとしちゃいなかった。
エレキコミックス。エレキコミック2名+曽我部恵一BAND(ドラムは最後の1曲だけ参加)+ドラムの女の子という構成。残念ながらドラムの女の子がへたっぴすぎて、私もとってもへたっぴだけど多分あれなら勝てる、というか、後輩のサークル入って初めてのライブを観ているような気持ち……。あの人は誰なのですか。「ノースリーブ」が楽しかったな。
さてさて、そんなこんなでちょっぴりアウェイ気分なイベント*5も終わって、物販見て変えろかな、と思ったら曽我部さんが出てきてまして。前にオススメされたけどまだ入手してなかった「strawberry」をひっつかんでサインしてもらっちゃいました。うわいうわい。最後にかなり幸せになって帰途につきました。