作・演出：野田秀樹
出演：宮沢りえ/藤原竜也/渡辺えり子/宇梶剛士/橋本じゅん/三宅弘城/松村武/中村まこと/明星真由美/明樂哲典/ＡＫＩＲＡ/野田秀樹
うーん。
「言いたいことをストレートに言ったためにぼんやりとしか伝わらなかった」という感想です。野田さん作品の中ではかなり分かりやすくて直球勝負でした。でも、だからこそ直球で訴えているところ以外が投げっぱなしというか全く描かれていないというか。観とれなかっただけかなぁ。難解だから、複雑だからよい、と思っているわけではないんですが、これまで野田さん作品で「難しかったな」と思うことはあっても満足できなかったことがなかったのでちょっと寂しい気持ち。
宮沢りえさんが元々大好きなのでやっぱり美しくて幸せでした。だぼだぼONだぼだぼな服装、いいなぁと、真似しちゃおうかと思った瞬間に「いや、あれはよっぽど良いお洋服じゃないと寝間着に」と気づいて諦めてみたりしていました。
ああ、今年に限ってはNODA・MAPを観劇初めにしなくてよかったな。ひどい言い方ですけれども。
