sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

読了

ためてしまった。

恋と退屈

恋と退屈

銀杏BOYZ峯田氏の「峯田和伸の朝焼け☆ニャンニャン」時代(現・峯田和伸のがぶがぶ☆DIEアリー http://blog.livedoor.jp/koi_to_taikutsu/)のブログ記述を集めたもの。これで読んでみると、2/3くらいはリアルタイムで読んでたみたい。

一言で表すなら「素直」て内容のような気がします。なんとなく恥ずかしくなって隠してしまいがちな気持ちがなんのてらいもなくそのままの姿で描き出されているように思います。私はそれを魅力だと思って読んでるんだな、とさらに認識したというか。恋の話も出あった人たちの話も下ネタも仲間の話も、感じたことがそのまま「ほい」と置いてあるの。これを表すのに「むきだし」とか「赤裸々」とかの言葉が浮かんだりもしたのですが、このあたりだとなんか表現が熱すぎて違うような。だからといって「真摯」もしっくりこないしな。やっぱ「素直」かな。
以前、Oxala!にゲストで出ていたときの好き勝手だけどなんか観てしまう話っぷりを思い出しました。たまらん魅力です。

ファンの人との交流が書かれているあたり、以前も書いたけど彼女と別れるときの一連のエントリ、CCCDについて書いてるエントリ、長野入院中のあたり、がかなりいい。ブログ読んでるときには気付かなかった各地にちなんで毎回つけられてるツアータイトル(ツアータイトルってか各ライブのタイトル)の列挙を電車の中で読んでしまって困っちゃった。にやけました。

なんていってたら今日づけのエントリでついにサケの名が。カンペキに余談ですが、私、「風とロック」本体に出会ったことないんですよね……。いっつもないよ、ないもん!チェックする場所を間違えてるのかなぁ。

淑女のエチケット

淑女のエチケット

おもしろいよー!五月女流エチケット読本。今ブロスに連載されている子供の相談室みたいなの(タイトル忘れた)を思い出しました。質問自体もややずれていれば、答えもなんだかすっとんきょう。笑ったわ〜。
五月女さんが昔読んだエチケット本みたいなのを書きたかった、とおっしゃられてますが、なんかその「昔読んだエチケット本」、私も読んだことあるヤツなんじゃないかしら、と思いました。だって、記憶の中のその本の表紙に描かれているくるくる巻髪の女の子と、この本のくるくる巻髪の女の子、すんごい似てるもの……!
とりあえず、こないだのRIJFでの私のY・A・Z・A・W・Aの見方は淑女ではなかったようです。しまった、あばずれと呼ばれてしまう。

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

タワーで大々的に展開されていて「何だろ?」と思っていたところに友人からの強烈なすすめにあったので読んでみましたが。うーん。私はあまり笑えなかったな。なぜかしら。その昔、「稲中」は大好きだったけど「マサルさん」にはハマれなかったのを思い出しました。
あと、メタル関係をいじるのは「とぶくすり」でよゐこの濱口さんがやってたヨシキのとか、「はねトび」の黒族とかあったから、というのもあるかも。
クラウザーさんの中の人が、クラウザーさんやるのをイヤがってる割りに、メイクいかんに関わらず豹変するあたりが曖昧で苦手なのかもなぁ。中の人が実は23歳のD.T.てのは好きでした。「メタルのわけわからんように見える方向へのこだわりと衝動」と「D.T.」ってすごくあう。