sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

チャットモンチー 耳鳴り ツアー なり〜2006秋〜 @ 恵比寿LIQUID ROOM

声援はあくまでも野太く、拍手は力強く、そして平均身長の高い、はい、予想通り「ドキッ!男だらけの」でございました。かわいこちゃん(チャットモンチー)の姿をみるために頭のすきまを求めてクネクネしながら観ましたよ。思ったとおりの控えめな態度でもってたどたどしくMCを行っているのに、演奏し始めるとそのほとばしり具合がまぶしいやらかわいいやら。パッション!テンション!とミッチー気分でつぶやきながら観てました〜、あぁかわいい。みずみずしい。曲のよい、正しいギャルバン、という気がしました*1
それにしても曲いいですねぇ。こないだ新曲シャングリラのPV見ましたが、かわいさが炸裂しておりました。

↓もうあがってた。こういうのっていいのかな、ととまどいつつ。

“君の事ダメな人って叱りながら愛していたい”ってすごい。チャットモンチーはこういうひっかかる言葉遣いがものすごく巧妙なんだよなー。「恋愛スピリッツ」の“だからあなたは私を手放せない”、「恋の煙」の“ふたりぼっちに慣れようか”とか。「ハナノユメ」も曲名を覚えるまで「薄い紙で指を切る曲」と思っていましたし。

演奏面は、始まった直後は緊張してたのかな?ミスタッチが目立ちましたが後半はノリノリでみてるこちらがにこにこしました。本人たちがものすごく楽しそうなんだもん。ひとつだけ言うとすれば、ドラムはもうちょっとスネアがタイトだとよりかっこよくなりそうです。リムショットがすぽん、とぬけるとより気持ちいいかと。でもうまくなりすぎちゃったらつまんなそうなのでちょびっとだけ(うるさいうんちくおばさんだ)。
「ハナノユメ」のコールアンドレスポンスで「二本足で立つ恵比寿の隅っこ 山手線で渋谷の隣」と歌ったときに客席で苦笑がややもれしましたが、一番苦笑しているのが本人たちっぽくておっかしかった。
男性が多いと体力使うもので、しばらくは観にこれないかな、と思っていたんですが、みやこ音楽祭でまた観れるんじゃんね!思い出して嬉しくなりました。

*1:正しくないギャルバンとか知りませんけど、昔自分が参加してたギャルバンのうちいくつかは確かに正しくなかったと思ってる