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「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

イッセー尾形のとまらない生活 in 真夏の東京公演 @ クエスト・ホール

会場に入ると、おにぎり、いなり、サンドウィッチ、冷凍みかん、ずんだ白玉、おせんべ、などなど食べ放題。そして、お茶にワインにコーヒーにジュース。飲み放題。ラウンジみたく座る場所もたっぷりで。素晴らしい。ここぞとばかりに開始まで食べまくりました。終わってからも並んでたので、終わってからも食べまくりました。

写真はクエストホール建物の入口(道路に面しているところ)に掲示されてたポスター。かわいいの。「ご通行中のみなさま ご迷惑をおかけします すぐ済みますから 少々ご辛抱ください」だって。そして配布されたアンケート用紙には、あらかじめ本日の日付が記載されたボールペンで書かれた挨拶文が。所属の森田オフィスの方の直筆のようです。すごいなぁ。アンケート用紙だしたくなくなりそうでした。
公演終わったら、ラウンジの一画にイッセーさんご本人が登場。珍しく物販で手ぬぐいを購入したのは何かの予感があったからかしら?なんて、サイン会とか苦手なくせにちゃっかり並び、ちゃっかりサインをいただき、ちゃっかりツーショット写真もとっていただき、ちゃっかり握手もしていただきました。ウチの父とそんなに歳が違わないなんて思えない。わかい。素敵。無臭(また嗅いでる)。

さて、公演ですが。実は初めての生イッセーさん。テレビで見たことあるような人物描写のネタなんだけど、やっぱ生で、周りの方の反応も感じつつ観るのはとってもとっても楽しかった。あんなに飄々ととぼけた人物ばっかりやっているのに、これを一人の人が鮮やかにやってのけてるんだよな、ということを思い出しては、その天才肌っぷりを感じさせないほどの天才肌というものに身震いしました*1。舞台上での生着替えはいつものことなんですね。

以下、内容にふれまくりなのでたたみます。これから観る方は読まないでくださいませ。


25年前に最初にやったネタらしい「教師」ネタ、増築中の家について施工業者と話しまくる産婦人科医、車の修理をするために足止めをくってるサラリーマン、不在の山田さんからの注文を届けにとある会社にやってきたピザ屋、保育園の謝恩会にやってきたチェロ奏者、ひとりベランダライブをする不思議ちゃん。
チェロ奏者が最高に好きでした。あたしもああいうタイプだもーん。子供に質問しといて、答えられると「あーうるさい」とか。「演奏して」って言われて弾き出したのが「蚊の飛ぶ音」だとか。男女の話し声が演奏されたときには「ソカベさんだ」と思ったり。昔、不レットレスベースを購入したばかりだ!と喜んで、「ぶーーーーーーーーーーーーーん、だっだ!(アチョー!)」とブルース・リーになっちゃった先輩を思い出したりしてにやにやしっぱなしでした。

*1:会場の冷房が寒くってホントに震えてたんだけどねー