sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

男子はだまってなさいよ!5 「宇宙戦争」 @ 本多劇場

マチネ。

作・演出 : 細川 徹
出演:
斉木しげる 大堀こういち 池津祥子 荒川良々 五月女ケイ子 近藤公園 佐伯 新 深田 純 細川 徹 他
+日替わりゲスト各公演一名ずつ予定

いつも日程合わずに観れなかったこのシリーズ、ようやくの初観劇(劇?)となりました。ああ、めいっぱいバカやってる大人たちって素敵よね、という公演。笑った。
以下、たたみます。


全体的にゆるーく、どっちかというと製作者が意図したところと違うところでくすくす笑っていたような気がします。そんな現象も実は作り手側の意図どおり、というような気もしていますけれど。
斉木さんのウザさがサイコウでした。早乙女さんはほっそい。舞台上でお芝居をしてるのをみるにはちょっとキツかったかなぁ。彼女メインのコントはちょっときつかったです。それから近藤公園がやたらいい男だったねー!と話していたんですが、もしかしたら半裸の場面の多いこの公演で、唯一(……失礼)上半身が引き締まっていたからなのかもしれないね、という結論にいたりました。いや、かわいらしいよね、公園。

今日のゲストはイケテツだったよー!こう、なんというか、ここまで聞いていたゲストの方はもっと一般的にメジャーの方だったので(失礼)、イケテツがくるとは思わなかったなぁ。一週間たってまたおんなじ本多劇場で再会。良々に「パン一」「パン一」といい続けてました。確かにそうですね。一緒にいった友達はイケテツ登場場面で笑い続けていたので「好きなのかな?」と思ったら、「あの人知らないけどおもしろいねー!」と言ってました。「トリックみた?」「みてない」「医龍は?」「あ、それはみた」「あの長髪さんだよ」「……あぁん???」だって。びっくりしてた。気に入った様子。
良々との打ち合わせが全くなかったらしくてホントにぐだぐだで息が合わないことはなはだしく、二人して静かにテンパってる様子が素敵でした。それ、素で言ってるでしょ、てな雰囲気にどんどんなってきちゃってて。ソワレもイケテツらしく「夜は打ち合わせします……」と最後の挨拶で恐縮していたよ。
最後の挨拶といえば、ずーーーっと細川さんが踵のあるブーツで落ち着きなく足踏みしながらしゃべってきて、その隣に立っていたイケテツが細川さんの足元をずーーーーっと眺めていたのが面白すぎました。
音楽、TUCKERさんが出てくるとは知らず。かっちょよかったけど、ちょっと音響テンションが高かったのか、高音が耳をつんざきすぎたきらいもあったかな。コントとコントの間にステージ上方、ちっこいミラーボールを前にプレイする姿はえらいことかっこよかったです。かっこよいな、と思いつつも、「テキーラは、テキーラは」と火吹きを期待してしまったのはないしょ*1

*1:もちろんなかったんだけども