sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

恵文社

出町柳に降り立つも、みつばちもふたばもぎりぎり閉まってしまっていたのでさくっと恵文社へ。実は初めて。そういえば一乗寺に住んでるんじゃなかったか、と友人にTELしたら「2時間後くらいならご飯できるよ」と連絡をもらい、「じゃぁ、それまで待てなくて帰ろうと思ったらTELするね」と入店したら、なぁ〜んの問題もなく2時間みっちり楽しんでしまいました。
ちょいとガーリーなヴィレヴァン、てな印象を持っていたんですけど、これがどうして。
編み物の本と編み物キット、デッドストックのパリの花柄のレースカーテン、フランスのマルシェで選んできたようなボタンと布、アーティスト作のブックカバー、マカロン型のキャンドル、「こどものとも」60周年記念編集の絵本クロニクル本、萩原朔太郎猫町」の挿絵入りバージョンの本、漫画「こくう物語」「オートバイ少女」「赤色エレジー」、来鳥手帳……、うぎゃー。みんな欲しすぎる!どうする、どうするのだ!とアワアワしながら結局何も買わずに出てきたのでした。あほですな。
朔太郎本だけでも買えばよかったな。あの独特の胸がざわつくような言い回しとストーリーにぴったりの絵がふんだんに描かれていて、夢中で立ち読みで何度も読んでしまって。いかんせん、雨から守りきれるかという不安と、そして2200円という価格に尻込みしてしまったのな……。

http://www.keibunsha-books.com/