sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

かもめ食堂

GW恒例映画の日チネチッタにて。さすがにどの映画も激混みです。でも2日前にネット予約したので楽々良い席で見れて素晴らしい。チネチッタは予約手数料もとられないし単館系も上映してくれるのでお気に入りです。…回し者じゃないよ。
さて、かもめ食堂。CS待ちかな、なんて思ってたんですが、観て良かったな。舞台設定や役者さんをみて「いわゆるアレ系かもなー」って勝手に系統づけてしまっていたんですが。
海外で食堂を営む女性を軸にしているけれど、彼女はある意味傍観者というか、彼女自身が失敗したり、うまくいくために必死に策を練ったりしなくて、ただただ来る人や周りで起こる事件を暖かく受け入れていたのがホント良かった。だけど彼女の中にはしっかりした芯が1本通ってて。奮闘記らしくないけどやっぱり奮闘記?というか。
何気ない景色で「お?」と気になってた事柄もことごとく丁寧に拾われててました。猫…ぽわわ。
海外在住の日本人を描いた邦画って今まで観たことなかったような。気取らないフィンランドの街並みや市場が心地良さそうでまんまと行ってみたくなりました。あと鮭。

(追記)
きっと映画を観た多くの人がやったでしょう、今日はおにぎりをつくって、おまじない「コピ・ルアック」を唱えながら手動でコーヒーを淹れてみました。自分のために自分でつくってもおいしいかった。