sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

読了

結婚について書かれた種々のエッセイ。姫野さんのエッセイを読むのは初めて。
「男と付き合ったことがない」「結婚したいけど、こういう結婚はしたくない」という立場から書かれたエッセイで軽く読めました。ご本人も文中で書かれているようにフェミニズム視点に立ちすぎたわけでもないのですが、う〜ん、結婚とか仕事とか「あぁそれはあるよね」というシチュエーションについてとか、彼女自信のコンプレックス*1についてとか、状況や感覚が近いなぁ、不満の質も似てるかも、と感じるに従って「私も周りからみたらこう見られるのかな」と感じたら正直ちょっとヤだな〜と思ってしまったのでした。うん。初出の形態どおり、雑誌の連載としてちょこちょこ読む方が楽しいエッセイのような気がしました。

*1:大抵「こう言われるけどそうでもなくて、というエクスキューズに表れているように思えてしまうの