sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

神はサイコロを振らない

今回一番楽しみにしていたドラマが始まりまして。
期待どおり、淡々としみじみとした演出でした。いくらでもお涙頂戴にすることもできるし、いくらでも乗客や待っている側の混乱っぷりを感情むきだしにして描くこともできるんだけど、あえて淡々としたところに「描きたいもの」が決まっているのかしら〜と嬉しく観ました。だってねぇ、そうじゃなきゃ最後のきめ台詞「18歳から28歳の10年と、28歳から38歳の10年は違うの。すくなくとも私は全然違ったの」は出ないですもんね。「一個人にとっての10年間」を丁寧に描いてくれそうです。

先週半ばくらいから電車の中吊りに出てた広告、新聞やサイトにも出てたんですね。これをみると、あの頃の未来に立っている僕の心のやらかい場所をしめつけられるのですよ。

10年前のわたしからの質問

10年前に愛していた人を、今でも一番愛していますか?
10年前にがんばっていた仕事を、今も続けていますか?
10年前いつも一緒だった友達は、今も一番の親友ですか?
10年前泣いた映画で、今も泣けますか?
10年前楽しみだった誕生日は、今も楽しいものですか?
10年前に星を数えた夜空を、時には見上げていますか?
10年前にしていた恋のように、今もトキメクことはありますか?
10年前になりたかった自分に、今なっていますか?
10年前に探していた自分の居場所は、見つけられましたか?
10年前の正義感や情熱を、今も持ち続けていますか?
この10年間、精一杯生きましたか?


しかし出るってことをすっかり忘れていたので例のモジャが本当に一瞬だけ現れたのにものすごくびっくりしました。そして市川美和子ちゃんの先輩役の人が明星真由美さんだってことは今日になって気付きました。あんまりしっかり観てなかったのかな。
「すいか」や「彼女が死んじゃった。」が好きだったのでもちろんこれはずっと観ます。そういおえば冒頭の武田真治の飛び跳ねてた川って「すいか」の場所?おうちの雰囲気もかなりイメージかぶります。そこが好きだったので嬉しい限り。
そいからともさかさんの前髪とメイクは確かに「ふるっ」と思いましたが、あれは10年以上前じゃないかな。15年くらい?ちょうど東京ラブストーリーとか、それこそセリフにもありましたけど「イケイケ」とか言われていた頃っぽい。

今回はこれと「時効警察」を観ることになりそう。他に観たかったのは初回のがしたりしたのでもうあきらめましたよ、サダヲちゃん。実は「白夜行」は録画してあるんですが観れないうちに今日2回目ですね。3回目までに消化できそうで好みだったら見よう。私のまわりでは「けものみち」も非常に評判がよいのですが、個人的におヨネさんがごにょごにょごにょ・・・なので諦めた。周りを固める方々は面白そうだったんですけどね、おヨネ・・・(しつこい)。