sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

重たい荷物をひきずってPIGAから出てどうしても観たいお店へ向かってたら白いものが上から。電線密集地帯を歩いていたので「わ、プレゼントに!」って鳩の落し物を確かめていたらそれは今シーズン初めての雪だったのでした。降るだなんて全く思っていなかったのでしばし下北のど真ん中で立ち止まって上を眺めてしまったりして。
冬はいいなー。なんか夏のほうが市民権を得ているように思いますが、冬好きだっていいじゃんか。だって幸せが多いんだもんさ。ほかほかのご飯とか熱々の豚汁とかあったかい湯気もうもうのお風呂とか外から帰ってきてすぐ入れたコーヒーマグで手を温めたりとか。あえて人肌には触れません、てへへ*1
少しだけ切ないカンジかね、なんてほへーと上を見上げながら、携帯のセールのあおり文句やカラオケの勧誘や駅前のやたらギャラリーの多いバンドの横をすりぬけたら、右手に持った荷物の重さの確かさとともに急にふつふつとパワーがみなぎる感覚がしてきたのでした。理由はないけど「おぉ、オレ、だいじょうぶ!」という感覚。足取り軽くずんずん歩いた。

*1:そういや昨日の赤犬ライブであのはちゃめちゃVoさんが「なんかこの時期って寒くて人恋しくない?寂しいよねー。」ってかなり始めのほうに触れてましたな。その下品っぷりはうわさでしか知らなかったんだけど、それでもなんか意外な発言な気がした。