sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

キャンディーズ / G2プロデュース @ 本多劇場

ko-moto2005-04-02
戦中戦後の石鹸工場での出来事をラブもからめつつ、てな作品。今回も事前情報はほとんど仕入れずに行ったんですが、「ラブストーリー」とうたわれていたんですね。まぁ、ラブもありましたがラブストーリーではないような。
感想としてはまあまあでした。最後の無理矢理っぽいあたり(ラブなのとか、社長の妹がどうのとか)が不満でしたが、途中眠くなることはなかったです。どこがどう、てのではないんですけど浅い印象。いや、面白いんですけど。ちょっとお疲れモードだった自分にも原因はあるかも。
「職人と芸術家の違い」のくだりが好きでした。「芸術は金にならずに死んでから見とめられたりする。職人は期日通りに決まった品質のものをつくり金をもうけるんだ」てなヤツね。演劇やってる人って自分達をどちらに認識するんでしょうかね。、って思っちゃうようなセリフが当人側から発せられたのが興味深かったです。
下世話なところで長谷川さんが。お、ジョビジョバ!タイプってのもあるんですけど、私の中ではジョビジョバと言えば長谷川さんです。マギーとかはもうマギーとして独立してるカンジ(あれ、なんか双方に失礼なコメントか?)。ええ体してはりますなぁ……(照れるとエセ関西弁になる)。あとは菅原さん。彼の出てるのを何気によく見てます。古田あらた、伊達ちんに次ぐくらいですな。今回もコメディアンポジションで飄々と。好きだわぁ。