sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

土色の恋情 / 猫のホテル @下北沢スズナリ

年賀状にしっかりのせられて観に行っちゃいました。
でもこれ観に行って良かった。面白かったです。前回公演同様、ちょっと前の時代をたくましく生きる人々のお話。
前回公演もそうだったんですが、わははーおもしろー、と見ている間にさくっと終わってしまって後にそんなにひきずらないんですよね。これってどうしてかな?と思うんですが、きっと、きちっとしたストーリーと演出と、安定感充分な役者さん達のせいなんじゃないかと。ハラハラせずに面白い、という印象(いや、きっとテーマについて色々考えたら感慨深いつくりになっているとは思うんですけど、あくまでも「印象」てことで)。最後、葉子さんが周りにばらさずに出てったことについてはちょっと考える。

猫背さんがコメディ部分を担当しない芝居って初めて観たかも。キュートでした。あと、イケテツのエロオヤジっぷりと辻さん&千葉さんのところはなんというか、すごかったです。辻さんって初めて観たんですけど、ああいう役どころが多い方なんでしょうか。

帰り際、なんか背の高い見たことある御方が……と思ったら長塚圭史さんでした。あらま、なんだかこの人はそのままだわ。舞台以外で見たらもっとぎらぎらしちゃってるのかしら〜?という印象を持ってたんですが、普通にぽんと立ってました。というか、帰り際の客が目にせずにいられない場所にポジショニングなさってまして。あはははは。預かってもらってた荷物を受け取る時、真横だったので、有名人にであった時恒例の匂いチェック。くむくむくむ、よいかおり。何かつけてらっしゃる? 「悪魔の唄」楽しみにしてます!!!と心の中で叫びまくりつつしらんぷりです。