sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

ロスト・イン・トランスレーション

大期待の1本。

今日は会社をお休みしていたので、時間的に入れるか心配しながらも行ってみた。んで、窓口でチケットくださーい、と言ったら\1800要求されたよ……。シネマライズは\1000で入ったことが多かったので水曜レディースデーと勘違いしてました。1日および日曜の最終回なんですね。でもまあそこで「じゃ、いいです」ということもできず。それだったら「リアリズムの宿」とか「殺人の追憶」とか「スパニッシュ・アパートメント」とか\1000で楽しめる観たい映画いっぱいあったんですけどね。まぁ、しょうがないよなぁ。そして「1時間前にこないと座れなくても知らねーぜ?」という顧客満足度フル無視のおどしにあったので、おとなしく1時間前から並びました。

並んでる間、松尾スズキさんの本の中の細野晴臣さんについての記述を読んだりしてたら、「風をあつめて」が聞こえてきたりしてね。

本編ですが。
正直ちょっと期待しすぎたかな? と思ってます。日本人である私が旅行した時に感じる違和感とか、言葉に対するとまどいとか、そういうのが英語圏の方々はあまり感じることがないのかなぁ? と思いながらみてました。ちょっと「そういう扱いかよ、日本をよー」と思うことも少し。あと、なんつーんでしょ、最近のカフェに対して感じる「けっ」という気持ち(って私だけかな。こじゃれやがってよー、って気持ちかな)も少し。くすりと笑えたのでまぁいいや。友達には「オススメまではしないけど楽しめるよ」って言うかな。

はっきしいって、ストーリーよりもスカーレット・ヨハンソンのキュート&セクシーさにもうやられまくりでオッサン気分でしたっ。結局こんな感想さ。
この映画、パリに旅行に行った時に公開されていたんですが、その時はビル・マーレイがホテルのベッドに座ってるショットが使用されてたんですよね。でも日本で公開されてみれば、映画ポスターもサントラもスカーレット・ヨハンソンオンリーじゃんか! ある意味正しい。
それにしてもゴーストワールドのコだと気づくまでに時間がかかってしまいました。

そして次回上映、フランソワ・オゾン監督の「スイミング・プール」。やばい。絶対観る。