sugar-free

「おあずけとなった今年の夏のいい日を、きっと俺達はとり返そうぜ」

オレンジデイズ

なんだかんだ初回見てみました。
先日再放送されていた「ビューティフルライフ」を見て、あまりの常盤さんのヤな女っぷりに「原千晶じゃなくたって暴言吐きたくなるわい」と思ったもので、「ホントに見るのかい?おまえさん」と思いつつ見ました。

まぁ、思ってたほどひどくはなかったです。けど、思ったとおりお約束展開とお約束なキャラ設定。ハンディキャップを背負った主人公、その子に恋することになる男のコ、実は苦労人の友達と奥手な友達。それぞれがちょうど就職活動の時期で人生に悩む局面を迎えている。むむむ。もしかして私が年とってシンパシー感じられなくんってるのかなぁ。

北川さん、障害者を扱うドラマが好きなんでしょうかね。なんとなく「“ネタ”にしてない? 障害者の方をさ」と思ってしまいます。よく松尾スズキさんが書いてますけど、「障害者がいて当たり前の状況」って方が普通じゃないかなぁと。今クールのドラマってなんかこのテの多いですよね。んだもんで、障害を持った友達と話題になったんですが、やっぱりあまりいい気はしないみたいです。「だいたい、あんなにウジウジしっぱなしじゃないし」って。今日たくさんやってた番宣のうちの一つでも、柴崎さんが障害者代表として黒板の前にたって悪態つく、みたいなシーンが放送されてましたけど違和感です。障害持ってなくたって、「ちょっとそれってひどい」って扱いうけたからってそんなにはっきり意思表示しないでしょ。
まあ、みんながその友達みたいに考えているとは限らないし、「ドラマだから」で割り切ればいいのかもしれないですが、過剰に「障害を持った人はかわいそうだから手助けしてあげよう」とか「障害がある人との恋なんて感動的〜」って思うのってものすごく傲慢なことなんじゃないかと思うんです。

だから今クールのドラマはあまりのめりこめそうにはありません。

……じゃぁこのドラマも見なきゃいいじゃん、って話なんですけどね。